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【自己紹介】編集者のくせに書くことが苦手なkaoruです

こんにちは。
今年で編集者歴約10年になるkaoruです。

突然ですが、私は編集という言葉を扱う仕事のくせに、文章を書くことがめちゃくちゃ苦手です。自分が気に入るテキストが書けないし、筆も遅い。編集者として死活問題です。

いいかげん、目を背けてきた自分の欠点と向き合わねばと思いnoteをはじめました。簡単ですが、自己紹介です。

これまでのキャリアについて

私の学んできたこと、職歴はこんな感じ。

  1. 大学時代:大学で映像芸術を学ぶ。というと聞こえはいいが、ひたすら映画をみてレポートを書くだけの生活を送っていました。

  2. 就活:大手出版社3社(集英社・小学館・講談社)のみ受けて見事に全落ち。なぜそんな強気スタイルだったのか、自分でもわからない。

  3. 編プロ時代:適当に受けた編プロに新卒で受かったので働きはじめる。大手企業の広報誌や仏教雑誌などをつくる。

  4. ロッキング・オン時代:編集者としての経験値もついたぞ、というタイミングで憧れの雑誌をつくっていたロッキング・オンに入社。アニメ / 映画などの取材に行きまくっていました。

  5. ウェブメディア時代(いまここ):カルチャー系の取材が多いです

……振り返ってみても「なんでこのキャリアで文章書くの苦手なんだよ」と自分でも思います。言い訳をさせてください。

私が社会人になってから2~3年が経った頃(ロッキング・オン在籍時代)って、働き方改革が積極的に行なわれていた時期だったんです。なので、ロッキング・オンも、それまでは編集者が記事のライティングも担っていたところを、オーバーワーク回避のためにライティングはライターにやってもらう、っていう方針になっていたんですよ。
(私の所感だと、体力のあるメディアはこの方針に転換していた気がする)

で、幸か不幸か、ロッキング・オンの次にお世話になっているウェブメディアを運営する会社でも、この方針だったんです。

つまり、社会人になってから、全然文章を書いていない。

推敲したり原稿編集はもちろんあるので「テキストのリズムはどうか」「正しい文章か」といった人のテキストを添削する技術だけは上がって、自分では上手く書けないという「口だけ野郎」が爆誕したのです。

なんで今更、書き出したのか?

ここまで読んでくださった優しい皆様は「じゃあ、別に文章が書けなくても問題ないじゃん」と思ったのではないでしょうか。

しかし、時代が変わってしまったんです。
「メディア、全然稼げなくなってきた」問題です。

ここらへんは私が書くまでもないと思うので端折りますが、SNSが発達し誰もが情報を発信できる情報飽和時代において、メディアの広告モデルで稼ぐって難しいんですよね。

ここ10年、大小問わず様々なメディアがボコボコと潰れるのを目の当たりにして、「冬の時代に編集者になってしまった(絶望)」などと思っておりました。

こんな状況なので、メディアの予算がない。なので、ライティングを誰かにお願いする以外の手段=自分が手を動かす という選択肢も積極的に選択しないと、記事がつくれなくなっちゃったんですよね……。

ということで、今年はめちゃくちゃ記事、書いてます。でも、本当に書くのが遅い。そして下手。ということでnoteはじめました。

ぶっちゃけ、そんな書けることなんてない気がする。でも、しょうもないことでもアウトプットするのが大事らしい。
若林恵さんも記事で「アウトプットなき情報は自家中毒を起こす」って言ってたし。

ということで、流行にのって100日チャレンジやってみます(1日2日空くくらいは許容範囲とする(すでにこれ))。頑張ります。

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