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舌の違和感(更年期)冷えとりで消失。


かおり鍼灸院の患者さん。
耳鼻咽喉科に勤務。
更年期の女性患者さんで、舌の違和感を訴えるケースがとても多い。
医師の診断は原因不明で、
「更年期だからねー」とのこと。
この患者さん自身も、47歳の頃、舌の違和感が出現。
「来たー!これかー!」と思ったとのこと。
その後、冷えとり&鍼灸を始め、いつの間にか舌の違和感は消失した。

【かおりの考察】
更年期は、生命力の元である「腎」が減少するために起こります。

(腎は、ホルモンとも関連。)
「腎」の減少により、「心」も影響を受けます。
心=火

腎=水

上手く調和しない状態。
つまり、心腎不交の状態です。
これは、虚熱が上に上がり(冷えのぼせ)、体の上部の舌に症状が出やすい状態です。
その他。ホットフラッシュ、寝汗、めまい、耳鳴り、焦燥感も起こりやすいです。
まさに、更年期症状と一致( ゚Д゚)!!

また、「舌は心の窓」。
心が虚熱で侵されると、舌に症状が出やすいと、東洋医学では考えています。

この患者さんは、
冷えとり&鍼灸で、腎が補われ、心も整い、
舌の症状が消えたと考察します。

更に嬉しいことに、この患者さんは、髪の毛が元気になり、腰痛が全く無くなりました。
「更年期の今が一番元気!」と素敵な笑顔でおっしゃっています。

更年期も冷えとりで、なんなくクリアー。
冷えとりに感謝です。

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