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昨日見た夢

この記事を読んで、以前に1度アップしたけど、下書きに戻した記事を急に思い出しました。
(その時、多分2025年の話題見て怖くなった)


正夢なのかな…?
家族は全員無事だったな。

そう思ったら、急にオススメにミミィさんの記事が出てきて。

なんてタイムリー。

もうちょっと、いい未来に変えられないかな…。



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昨晩、夢を見た。

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家族4人、私と夫、二人の子供。
いつもの家にいる。
外は土砂降りの雨。

このままでは危険かもしれない。
避難を考え始めた時、ふと窓の外を見ると、もう道路は見えず、茶色い川のよう。
そう思っている間にも、みるみる水位を上げていく。間に合わない。もう外には出られない。

慌てて4人で階段を駆け上がる。
振り返れば、もう階段まで水が上がってきている。
あっと言う間に階段が見えなくなる。

まずい、これ以上水位が上がったら、もう逃げ場がない。家族皆で抱き合った。

そこで、水の侵入は止まった。
雨はもう止んでいる。

すっかり水に浸かった自宅。
結婚当初から使っていた机。気に入っていた服も、本も、子供達のゲーム機も。
全部ダメになってしまった。

命は確かに助かった。
でも、これからどうしたらいいんだろう。

ーーーーーー

ここで目が冷めた。
もの凄くリアルな夢だった。
家も家族も、今現在のそのままの手触り。
心臓が、どくどくしている。
すごく怖かった。

何か、心理状態を表しているのかも知れない。


ふと、テレビで見た津波や洪水被害のニュースを思い出した。復興に向け、頑張っている人々。

そんな人達に、安易に「頑張れ」と言わないほうがいいと、頭ではわかっていた。

夢でさえ、「命が助かったのだから良かった」などと決して思えなかった。
どうしようもない無力感。

あの人達は、強いから頑張ったんじゃない。頑張るしか道がなかったのだ。生活を必死で立て直すために、強くいるしかなかったのだ。

テレビの前の私は、何もわかっていなかった。


気がつくと涙が溢れていた。
苦しかった。
誰のために泣いているのかわからなかった。
枕が涙で濡れている。

被災地の後片付けに駆けつけた、ボランティア男性のインタビュー。
自分も被害にあった時に助けてもらったから。恩返しに来たんです。そう言って、もくもくとスコップで泥を片付けていた。

思い出し、また涙が出てくる。
献身は、愛だ。
胸がいっぱいになった。

当たり前のことなのに。
どうしてわからなかったのだろう。
今やっと、少しわかった気がした。
なぜ今なのか、わからないけれど。

今の私なら、あの人達の為に何が出来るのだろう。なんて声をかければいいのだろう。

何も思いつかない。


皆さんの傍に、いつもいます。
助けが必要なら、いつでも呼んで下さいね。
あなた達の事を、ずっと覚えています。 

これが今の私の、精一杯の愛。

まだ胸は悲しみに満ちている。

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