不登校と進路問題〜おおぞら高校の体験授業に行ってきました〜
今日は中3の娘と、おおぞら高校の「体験授業」に行って来た。
外はいい天気。車で駅まで行く途中、1度も信号にひっかからず、幸先良い滑り出し。
緊張しぃの娘は前日から「一体何するんやろう…」と不安な様子。
まぁまぁ、行ったらわかるって。
電車を乗り継ぎ、早めに現地に着いたら、2番目だった。教室はまだがらんとしてる。
テーブルが結婚式の披露宴の様に、グループ毎に分けられていて、それぞれトランプのカードのマークがついている。
娘が受付で引いたカードは『ハートのエース』(おぉ、なんかカッコイイやん(笑))。
娘は着席し、私は少し離れた保護者席へ。
一番乗りのお母さんに、「初めてなんですけど、ここで座って見てたらいいんですかね…?」って聞いたら、「えぇ、多分そんな感じでいいかと…」と、若干引かれ気味に。なんかすいません(汗)。
時間が近くなり、後から続々と人がやってくる。初体験はうちだけの様で、皆知った感じで順番に着席していく。
集まった子供達は、男女あわせて15人程。
そこにお手伝いの在校生が各テーブルに座ってアシストしてくれる様子。先生は4.5名いた。
司会の先生が自己紹介を兼ねて挨拶した後、お手伝いの在校生が自己紹介。
何からするのかな?と思ったら、
一発目は「夏野菜カレーを作ろうゲーム」。
先生側の代表者が2人、カレーの食材が描かれた紙を9枚持っている。子供達が2チームに分かれて1列に並び、代表者とじゃんけんして勝ったら1食材ゲット。9種類の食材を先にあつめた方のチームの勝利。
なんともシンプルなゲームである。
ゲーム開始。
なんとまぁ、静かな立ち上がり。
大人しい子が多いのか、特に盛り上がりなくじゃんけんが粛々と進んでいく様子が逆に面白い(笑)
初体験のうちはともかく、他の皆は回数重ねて初めましてじゃないよね!?と思うくらいに、穏やか〜に静か〜に進むじゃんけん。
(娘は逆にそれが良かったそう)
でも子供達をよ〜く見てみると、あ、ちょっと悔しそう、とかわかってくる。皆可愛い(笑)
競りに競った、最終戦の最後の一枚。娘が相手チームより先にじゃんけんに勝ち、チームが勝利した。手元を見たらしれっと3枚獲得してた。やるな。
うちは夫が異常にじゃんけんが強い。遺伝?
娘はくじ運もいい。もしや、ギャンブラーの素質があるのだろうか…(笑)
結局3回やって、3回とも娘のチームが勝利。(相手チーム側にいた代表者が、なんか異常にじゃんけん強かった。)
そうして皆の緊張と体をほぐした後。
次に行われたのは、「数字当てゲーム」。
1から9までの数字を使い、出題者が皆に内緒で3桁の数字を決める(同じ数字は使わない)。
出題者にチーム事に質問していき、その3桁の数字を当てるというもの。(3桁の数字は、順番もその通りに当てなくてはいけない。)
また質問は、「はい」か「いいえ」で答えられるものではならない。『1の位は5以下ですか』や『10の位は6ですか』などの質問を繰り返し、チーム毎に1つ質問した後、チームの予想数字を答える。
その予想数字を聞いて、出題者がその予想数字が正解と合っているか、バント(合っている数字があるか)とリーチ(数字も順番も合ってるか)という情報をくれる。これが超重要。
15個以内の質問で、数字を当てたら子供側の勝ち。
ルールを書いてるだけでも、頭が痛くなった。(こういうの、めっちゃ苦手…)
全部で3回やったけど、私の集中力は2回目までしか持たなかった(汗)子供達は優秀で、3回やって、どれも大体6質問くらいで正解してた。
明らかに「オレ、これ得意!」の顔をしている子がちらほらいたり、苦手過ぎて微妙な顔をしてる子もいる。でも皆一生懸命。見ていて楽しい。
娘はこの手のゲーム苦手かな?と思いきや、先輩に促され、ちゃんと考えた質問を皆の前で発言していた。後で理解出来てた?と聞いたら、「まぁまぁわかった。」やって。脳が若い。
母の脳はギシギシに錆びついてたよ…。
最後に、各自渡された「みらいノート」に、親も子もそれぞれ今日の感想などを自由に書き込み、スマホでアンケートに答えて、本日は終了。
娘はまぁまぁ楽しかったよう。
隣に座った女の子2人が仲良しだったようで、もう少し打ち解ける時間が欲しかったなと言ってた。
前日の晩からずっと「心配や〜」と連呼していたのに、いざ行ってみたら結構余裕を見せた娘。
「案ずるより産むが易し」とはよく言ったもの。楽しめて良かったね(笑)
娘は次回も行くと言っていた。
娘は今まで、どんなに心や体がしんどくても「自分がやると決めた事」は必ずやり遂げてきた。
そんな娘を、私は心から尊敬している。
子供を育てているようで、いつも勉強させてもらってるのは、やっぱり親の方だと思う。
娘はこうやって、今後もどんどん色々な事を経験し、色んな人に会って、その世界を少しずつ広げていくのだろう。
これからも、母は君の成長を楽しみにしているよ。