フィレンツェプチ旅行 その5
シチリア島の州都、パレルモからの発信。 ボンジョルノ。
まだまだ終わらないフィレンツェ旅行。
丁度1週間前、先週の日曜日の話です。
サント・スピリト教会前の広場の市場を冷やかしてから、駅へと向かいます。
そこから7番のバスに乗ってフィエーゾレと言う高台の街を目指すはずだったのですが、来るはずのバスが来ない。
理由は不明ですが、日曜日だから本数は少なくて、次のを40分も待つのは嫌で、タクシーで向かいました。
相方がタクシーで行こうと言い出すのは珍しい。
タクシーで行ったら待ち合わせの時間よりもかなり早く到着したので、少し歩きましょう。
彼はフィエーゾレ、初めてだったんですって。
私は20年以上振り。
母とも父とも、そして遊びに来てくれた友人たちとも行ったっけ。
円形劇場があって、夏にはオペラも行われます。
その昔、アイーダを観たわ。
高台なのでもっと気温が低いかと思ったら、歩いているとポカポカ。
見晴らし台からはフィレンツェの街が一望できます。
ちょっと靄ってますが、実は画面真ん中辺りにドゥオーモが見えてます。
そして13時、友人Kさんとミートして、彼女が予約しておいてくれたお店でランチ。
彼女は私のコーディネーターの同僚で、数年前にNHKのロケで知り合いました。
フィーリングが似ていることもあって、それから仲良くしています。
何となく一皿で良いかなぁと言う雰囲気でしたが、3人で前菜を一つ取ってシェア。
Vitello Tonnatoという料理。
本来は子牛肉を使い、その上にマヨネーズ、ツナ、ケイパーで作ったソースをかけます。
そう言えば最近相方がシチリアで食べていたっけ。
お肉はローストするバージョンとゆでるバージョンがあります。
ミラノ辺りでは茹でるらしい。
今回のは子牛ではなくビーフ、そしてローストしてありました。
言ってみればローストビーフ。
極薄で、とーっても美味しかった。
流石トスカーナはお肉自体が美味しいからね。
その後、私と彼女はラビオリ。
中身は何だったか忘れましたが、カボチャのソース。
私はカーボロネーロ(黒キャベツ)のペストのタリアテッレ。
上にかかっているのはパルミジャーノではなく、リコッタ・サラータ。
トスカーナでは珍しいです。
2人はドルチェも。
Kさんとは2023年の帰国時が重なって会っているので、それ振りでした。
あの時は母が亡くなって、私の滞在が延びたので会えたのでした。
次はいつ会えるのかしら?
楽しい時間を過ごすことができました、有難う。
バスでフィレンツェに戻り、最後の数時間、最後の晩餐が待っています。