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こんにちは。
今日のココロのおやつは「なりきりメガネ」です。


頑張りすぎてないですか?

誰かの期待に応えようとして頑張りすぎていませんか?
誰かの期待を裏切らないように、と頑張りすぎていませんか?

何かを頑張る原動力は色々ありますが、誰かの期待のために頑張ることもありますよね。
それはどうしてなのでしょうか。

自分の努力を認めてくれるから。
自分の実力を認めてくれるから。
自分の存在を認めてくれる。

どうして自分を認めてくれることが必要なのでしょうか。
認めてくれることで、
相手を満足させてあげられる。
自分も安心できる。

認めてほしい気持ちは誰にでもあります。

誰かに認められたい気持ち「承認欲求」は誰にでもあります。
誰かに認められると、褒められて、とても嬉しいですし、満たされた気持ちになります。
そして、自分の存在や行動に自信を持てたり、
次に何かをやるための「やる気」スイッチが発動したりします。

その嬉しさや、満たされた気持ちが欲しくて、
期待に応えようと頑張ります。

頑張りすぎでバーンアウト

何かを頑張ることの目的が、「承認欲求」を満たすこと、
つまり、誰かの期待に応えることや、
誰かの期待を裏切らないようにすることになると、
頑張りすぎてしまい、心も体も疲弊してしまい、バーンアウトして、燃え尽きてしまうことがありますよね。

私も、かつては誰かのために頑張りすぎて、
その割には期待どおりの結果がでなかったり、評価がいただけなかったりして酷く疲弊してしまったことが何度もありました。
そんな時はきまってストレスも溜まっているので、お酒などで発散することもありました(笑)
結果、風邪をひいたり体調を崩したりしてしまい、不の連鎖・・・なんてことも。

なりきりメガネを使ってみよう

誰かの期待に応えようと頑張りすぎているな、と感じたら、
「なりきりメガネ」を使ってみましょう。

この「なりきりメガネ」は誰でも持っているものですが、使っていなかったり、上手に使っていないだけでなんです。

頑張りすぎて疲れ気味な時の「なりきりメガネ」の使い方をお伝えします。

  1. なりきりメガネは3種類用意します。①自分のメガネ(これはメガネなしでもそのままの自分の目線でもOK)②相手のメガネ(期待に応えたい相手)③第三者のメガネ(自分と相手以外でその状況が分かる人)

  2. ①、②、③それぞれのメガネをかけると、それぞれの人の立場でものの見方、角度でものごとを見ることができると想像します。

  3. まず、①自分の立場で②の相手が目の前にいると想像し、今の自分の状態や辛いこと、心配なことを正直に話してみます。「あなたの期待に応えようと頑張っているけど、どうしても結果がだせない。それは・・・」

  4. 次に②相手のメガネをかけて相手の立場で、①の自分が話したことに対して答えます。「そうなんだね。頑張っているけど結果が出せないのがつらいんだね。」

  5. 3.と4.は立ち位置も変えながらやるとさらに効果的です。①の自分の立場と②の相手の立場をメガネを変えて行ったり来たりしながら何度か会話をしてみます。

  6. ①と②の会話が落ち着いたら、③のメガネをかけて第三者の立場で①と②の会話を聞いて感じたことを話します。①の自分と②の相手はどんな関係性だったのか、それぞれ何に期待していたのか、目標や方向性はどんなものだったのか、客観的に見ます。この時は①と②の立ち位置の中間あたりにいるとやりやすいでしょう。

  7. 最後に①の自分の場所から②の相手を見ながら、相手への思いや感情、考え方の変化があるか確認します。それはどのようなものでしょうか。これから自分ができる行動はどのようなものでしょうか。

なりきりメガネで相手や第三者の立場から自分の行動を見ることで、
相手は意外と自分の思っていた状況と違っていたことに気づいたり、
実は自分の思い込みの影響が大きかった、なんてことに気づくこともあるでしょう。
頑張りすぎで疲れている状態から、よりよい状態になるためのヒントや、
次にどんな行動をしたらよいか、など思考の転換に役立つかもしれません。

今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。