こんにちは。
今日のココロのおやつは「心を映す鏡」です。
誰かと会話している時、相手の表情や反応を見ると自分の心の状態が反映していることがあります。
話しながら相手の表情や反応につられて自分の感情が動くことがありませんか。
例えば、
微笑みながら自分のことを見て聞いてくれている時。「あ、この話に興味持ってくれているな。なんか嬉しいな。」
あまり目を合わせずに眉の間にシワを寄せて怪訝そうに聞いている時。「あれ?なんか悪いこと言ってるかな?この話は気に入ってくれてないかな?」
無表情であまり反応がない時。
「なんかちゃんと話せているかな?ちゃんと話さなきゃ。」
などなど、私も色々な場面が思い出されます。
このような相手の表情や反応は、自分の感情の状態を反映しているとも言えます。
相手があまり心地よい反応ではなかったり、無表情で反応がイマイチな時は、実は自分自身がその相手のことを疑っていたり、自分に自信がなく変に緊張していたりしいます。
今の自分の感情や状態は相手にもうつってしまうのです。
特に、自分の心の状態が不安定で、悲しみや怒りや嫉妬などの感情がある場合は、自分の状態を見失いがちです。
だから、相手の表情や反応に「あれ?」と思った時は、自分の今の状態に意識を向けてみましょう。
どうして嫌な気持ちになっているのかな?
なんか変に緊張しちゃっているな。なんでかな?
髪の毛がハネてたり、口の周りにご飯粒がついていたりして自分では気がつかなくて、ふと鏡をみて気がついて身だしなみを整えますよね。
自分や相手にも色々な状態や価値観があり、それについて様々な感情があるのですから、たまにはへんな寝ぐせがついたり、シワが寄ったりすることもあるのです。
心を映す鏡は相手の反応や今起きている状態ですので、身だしなみを確認するようにまず自分の心の状態に気づくことからはじめてみましょう。
この時、自分の心の状態はどんな場合でも否定しないでください。
寝ぐせはつけたくてついたわけではありません。
心の状態や感情もそれと同じです。
それに気づくことが大切です。
自分にとって心地よい人間関係やよい環境をつくるためのヒントとして、
「心を映す鏡」を大いに活用してみましょう。
自分の気持ちがハッピーで良い状態を確認して、笑顔で相手に接したら、相手にも伝わり、自分にとっても良い状況をつくるきっかけになりますね。
自分が相手やその場に与える影響については、不思議で面白いことがたくさんあるので、また、あらためて書こうと思います。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。