kaorimatsutomi

ジャーナリスト松富かおりです。有村かおりとして 「筑紫哲也 ニュース23」等TBSでキャスター。前イスラエル大使夫人、前ポーランド大使夫人。 東大社会心理学科卒。ビクトリア大学「国際関係学」修士。『エルドアンのトルコ』発売中!世界の行方を知るヒントが一杯詰まってます!😆💓

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ジャーナリスト松富かおりです。有村かおりとして 「筑紫哲也 ニュース23」等TBSでキャスター。前イスラエル大使夫人、前ポーランド大使夫人。 東大社会心理学科卒。ビクトリア大学「国際関係学」修士。『エルドアンのトルコ』発売中!世界の行方を知るヒントが一杯詰まってます!😆💓

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noteを始めました。松富かおり

こんにちわ。ジャーナリストの松富かおりです。 これまで最新の世界情勢をわかりやすく解説し、皆様にお届けするべく主にfacebookで記事を書いてきました。ですが、これから皆様とのつながり方をより広げるべくnoteを新しく始めることにしました。 これまでfacebookで発表してきた長文記事は少しずつ発表の場をこちらに移していけたらいいなと思っています。もちろん、facebookやTwitterの更新も続けますが、より詳しい世界情勢が知りたいという方はぜひこちらもフォローし

    • 『 おうちで楽しめるたくさんのこと 💕』

      冬の青空は大好きだ。(English follows after Japanese) 心が、どこまでも、どこまでも高く飛翔できるような気がする。   そんな時は青空を自由に滑空する鳥が羨ましい。 太陽の陽を受け、風を切って飛ぶのはどんなに気持ち良いものだろう?   もちろん雨の日は、できるだけ冷たい雨滴を避けて、木々の葉の間に蹲って過ごすしかない悲しさも知ってはいるのだけれど。   どんな生き物にも、幸せな時があり、辛い時がある。 今の私は人間なので、空は飛

      • 杉原千畝「命のビザ」

        ようやく金曜。1週間お疲れ様でした!😉 Shabbat Shalom, my dear friends!😉 杉原千畝さんに関するシンポジウムの収録がようやく終わりました。 杉原さんは、独自の判断でユダヤ人へのビザを発給し、第二次世界大戦のホロコーストから6000人といわれるユダヤ人の命を救った、日本の外交官の大先輩です。 ヒットラーの影が迫るポーランドを追われ、リトアニア、シベリア鉄道を経て、「天草丸」で日本海を渡ったユダヤ人たちの子孫は今や25万人以上。 今年は杉原千畝の生

        • 米中覇権戦争の中で「台湾」を考える—— コロナ後の世界を見据えて

          TBSでアナウンサーをしていた頃、ニュースを読むたび、「○ケ国と地域が参加して」と言うことに違和感を覚えていた。 「地域」とはもちろん、台湾のことだ。 台湾を挟んで米中の鞘当てが起こっている今、台湾について考えてみるのも良いかな?と思う。 1、 台湾をアメリカの高官が訪問9月17日、台湾にアメリカのクラック国務次官が訪問し、李登輝総統の告別式に参列し、蔡英文総統との会談も行う。 1979年の断行以来最高位の国務省(外務省)高官の訪台だ。 アメリカからの高官としては、先月

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        • コロナ危機から見える各国
          7本
        • コロナ後の世界
          10本

        記事

          「 TikTokをめぐる米中ハイテク戦争の背景」

          今日Twitterに入った途端、「TikTokをダウンロードしてクーポンをもらおう!」というツィートが現れて、驚愕した。 新型コロナウイルスのおかげで、家にいる時間が増え、ネット上で過ごす時間も増えているが、そこに米中ハイテク覇権戦争が絡んできているのだ。 もはや人ごとではない。 私たち一人一人にとっても「米中ハイテク覇権戦争」は、身近な問題なのだ。 TikTokはご存知のように短い動画をアップして人気のある中国の動画投稿アプリだが、今、その信頼性には、大きな疑問符がつ

          「 TikTokをめぐる米中ハイテク戦争の背景」

          「中国で、新たな『腐敗撲滅キャンペーン』開始」は何を意味するのか?

          この数日でいくつか面白いニュースが入ってきた。 関係がないように見えるものもあるが、これらを組み合わせて推論すると、とても興味深い全体像の一端が見えてくる。 中国で、習近平が新たな『汚職撲滅キャンペーン』を始めた。 この「汚職撲滅運動」は、広く知られているように、これまでも彼が政敵を倒し、権力を一人に集中する際の最大の武器になってきた。 今回のキャンペーンの新たなターゲットは、警察や司法関係者だ。 19日までに、すでに19人の警察官や司法関係の交換が取り調べを受けている。

          「中国で、新たな『腐敗撲滅キャンペーン』開始」は何を意味するのか?

          「画期的な一歩となるか?イスラエルとUAEの国交正常化へ合意」

          トランプ米大統領は13日、イスラエルとアラブ首長国連邦(UAE)が国交正常化で合意したと発表した。トランプ氏は「歴史的な和平合意だ」とツイッターに投稿し、成果を強調した。パレスチナ暫定自治政府やイラン、トルコからは大きな反発の声が上がったが、今後この流れが進めば、中東情勢に大きな影響を与えるのは確実だ。 アラブ首長国連邦(UAE)の動きは、始まりに過ぎない。 1、 何が決まったのか? これまでパレスチナ問題をめぐって対立してきたイスラエルとアラブ首長国連邦(UAE)が、投資

          「画期的な一歩となるか?イスラエルとUAEの国交正常化へ合意」

          「レバノンで起こった爆発の背景」

          ようやく週末。お疲れ様でした! 😉💓 お盆の時期ではありますが、コロナのおかげで、我が家は東京居残り組。 101歳になった母にはもう何ヶ月も会っていないので顔を見たいのですが、コロナ感染のリスクを考えると会いに行くこともできません。代わりに2週間ごとに果物のゼリーや水羊羹を送っています。母は『夏』を感じてくれているかな? そういう私たちの元へも神戸の妹さんから桃の残暑見舞い。たっぷりの氷水で冷やしたあと、あま〜い白桃をいただきました。 ところで、8月4日に起きたレバノン

          「レバノンで起こった爆発の背景」

          「コロナワクチンをめぐるロシアのサイバー攻撃、そしてTwitterのアカウント乗っ取り事件を考える」

          さて新しい週のスタート。 コロナの感染が再び広がり、家で過ごせばネットを見る機会も増える。 そんな今、インターネットがらみで、気になるニュースが続いている。 1、 米Twitterのアカウント乗っ取り事件 15日には、ツイッターで、オバマ前大統領やバイデン候補、マイクロソフトのビル・ゲイツ氏やAmazonのジェフ・ベゾス氏やテスラのイーロン・マスク氏といった著名人のアカウントが乗っ取られ、暗号通貨を利用する詐欺に遭う事件があった。 一時的に乗っ取りが確認されたアカウント

          「コロナワクチンをめぐるロシアのサイバー攻撃、そしてTwitterのアカウント乗っ取り事件を考える」

          「コロナ危機から見える各国 シリーズ4 中国」

          W H Oは6月19日、「世界で一日の感染者が15万人を超え、パンデミックは新たな危険局面に入った」と、警告を発した。 そして、中国では、北京での先週以降の新しい感染者が合わせて180人を超えた。 今回の「コロナ危機から見える各国 シリーズ」では中国を取り上げたい。 1、 状況 一度は、新型コロナウイルスの感染封じ込めに成功したかと思われていた中国北京市で、新型コロナウイルスの集団感染が起こり、中国は現在、「戦闘状態に入っている」と危機感が強まっている。 感染の震源地は

          「コロナ危機から見える各国 シリーズ4 中国」

          「コロナ危機から見える各国 シリーズ3 インド 」

          インドでは12日、新たな新型コロナウイルス感染者が1万0956人とこれまでに最も多くなり、英国を抜いて累積感染者数で世界4番目になった。 死者は8498人。 3ヶ月近くに及ぶ厳しいロックダウンは解除されたばかりだが、早くも再封鎖の可能性も出てきている。 そんなインドの現状を見ていきたい。  (ロックダウンにより都市から故郷に慌てて帰る人々 写真はロイターから) 1、 封鎖解除に動き始めた南アジアの国々ー地球人の5人に一人6月に入り、インド、パキスタン、バングラデシュなど南

          「コロナ危機から見える各国 シリーズ3 インド 」

          【新型コロナを巡る米中対立・激化と中国の『戦狼戦外交』の波紋】

          ようやく週末。 1週間お疲れ様でした。😉💕 今日は、【コロナ危機からも見える各国 シリーズ2、中国とアメリカ】です。 1、 「新型コロナウイルス・ワクチン開発を巡るサイバー攻撃」 6月6日、河野外務大臣が、「NTTコミュニケーションズがサイバー攻撃を受け、 防衛省に関する情報が流出した可能性があると報告を受けた」とツイッターに投稿した。新聞各社も追って報道した。 防衛省など政府機関や企業へのサイバー攻撃は、実は日常的に行われているが、多くは防衛されており、情報流出にいた

          【新型コロナを巡る米中対立・激化と中国の『戦狼戦外交』の波紋】

          「コロナ後を見据えて」

          ようやく金曜日。 一週間お疲れ様でした。 全国の緊急事態解除で、コロナ禍も一息かと思われたが、この数日、北九州市での集団感染が起こり、東京都での感染者も二桁台と気になる数字が続いている。 まだまだ、日本は綱渡り状態にあることを忘れてはいけないと思う。気を緩めればこれまでの努力は一瞬で崩壊する。 韓国のような外出制限の再開だけは、なんとしても避けたい。そのためには、「新しい生活様式」を受け入れながら、後戻りすることなく、注意深く前に進んでいくしかない。 日本中がコロナ問題

          「コロナ後を見据えて」

          「コロナでできた巣ごもりの時間の過ごし方」

          緊急事態宣言下の生活、お疲れ様です。どうやら巣ごもり、もう少し長引きそうですね。 先日、母に贈るプレゼントを買いに約3週間ぶりに、街に出ました。4月には会えると思っていたのに、もうしばらく鹿児島には帰れそうにないから。 1、「近況と街の様子」 公共交通機関はできるだけ使いたくないので、主人の車で行けるところを探し、すいている時間帯を選んでデパ地下へ。 デパートではマスク着用と、来店前に体温チェックしてくるよう、買い物はなるべく早く済ますよう注意書きがなされています。 デパ

          「コロナでできた巣ごもりの時間の過ごし方」

          コロナ危機から見える各国 シリーズ1、イタリア

          【コロナ危機から見える各国 シリーズ1、イタリア】 世界中を席巻している新型コロナウイルスへの対応を一つのリトマス試験紙として、今日から、世界の情勢を見ていこうと思う。 このコロナ禍が一段落したら、必ず、世界の「パラダイム・シフト」が起こる。 サプライ・チェーンの見直しなどの経済関係だけでなく、食料の安全保障、国民国家のあり方、そして国と国の関係も見直されざるを得ない。 その方向性を見極めるためにも、このシリーズでの分析が役に立ってくれるのではないかと思う。 4月9日朝の現

          コロナ危機から見える各国 シリーズ1、イタリア

          「世界に広がる新型コロナウイルス。これからどうなるのか? 私たちは何をすべきなのか?」

          新型コロナウイルスの破壊的脅威が、いよいよ世界で認識され始めた。 先週の「エコノミスト」(英誌)は、アメリカやヨーロッパのGDPへのマイナスの影響は2〜8%と予測しているが、それで治るのか見当もつかない。 ヨーロッパやアメリカでの感染はこれからが本番だ。 アメリカは英国を除くE U26カ国(シェンゲン条約によりイタリアとの人の交流を止めていない国々)からの人の受け入れを停止した。これがどれほどの経済的マイナスになるかは、想像もできない。 その一因は、G7の一カ国であるイタ

          「世界に広がる新型コロナウイルス。これからどうなるのか? 私たちは何をすべきなのか?」