承認欲求。
おはようございます。
今日は嵐のような天気ですね。天気が悪いですが、連休と言うことできっとお出かけに出かける方も多いと思います。お足元にお気をつけください。
リチェルカーレを立ち上げで、なかなか思うようにできない部分があって、まだ自分自身の能力のなさを実感しています。20年間とにかく制作を続けてきて、今でも制作しながら月一回はリチェルカーレをしていこうと考えています。
私は才能も技術も中途半端で活動すればするほど赤字になってしまう作家ですが、でも負けず嫌いなので、私の方が表現力は優っていると思っている部分もあって。誰かがアートをもっとやりたいって言うのを応援するのはとても好きだし、仲間の作家の活動を応援するのは本当に好きです。
それは、やり続ける制作し続けるって言うのがどれほど辛くて、きついものか分かっているからです。
お笑い芸人さんでも、役者でも同じように下積みから表舞台に立てるようになるまでには運もあるし技術も必要になってきます。一発当たってもそれを維持できる経験と知識、いろんなものが必要になってくると思います。
私はそれは痛いほど経験しました。いつも新幹線で思うような結果がららえなくて泣きながら帰っていた時の頃を思い出します。20代は涙を流すことが多かったです。貯金なんて考えず、あるお金を全てアートにつぎ込んでいました。NYに行ったり、コンクールに出展したり、やりたい!が優先でした。どんな事にでもチャレンジして、とにかく20代30代は突っ走っていました。だた、今少しそれが緩やかになったというか落ち着いて冷静に見れるようになったのかもしれません。
やり続けていくのには相当なエネルギーと気力が必要になります。
そこをずっと乗り越えていく事はとても大変ですが、でもやりがいのある事だと思っています。堀江さんがYouYubeで話していたのですが、
「人生は最大の暇つぶし」だと。
好きなことをして、それにお金を使って人生を終えていくなら、一番の贅沢なんじゃないか?と思っています、とても素晴らしい事です。
ただ、今は私は自分よりも息子にお金を使いたいと思っているので、自分に対しての出費は少しブレーキが掛かっています。親ってそう言うもんかもしれません。私は今まで散々自分に散財してきたら、これから未来のある子供にそれを託していきたいと考えています。今お金が一番かかる時かもしれませんが、子供にいろんな事を経験させてあげたい。それを思うなら、今は私は少しブレーキをかけてもいいと割り切りました。でも、私は諦めてはいません。私の暇つぶしは「芸術を広めていく事。」「自分のアートを追求する事」
ただ、アートは何かと評価の世界です。その評価を無視して自分が好きなようにやっていきたいと思っています。値段をつけるのは自分です。
リチェルカーレは私の承認欲求も入っているのかもしれません、必要とされたい。でも、月に一回でもいろんな方と会って一緒に制作する時間がとても刺激になるし、リラックスできる時間です。
マインドフルネスで心を沈めて、感性を高めて、表現を磨く。
今はそれを伝える役目でもあると思っています。
私の追求は無限だし、これからも生涯のテーマとして活動していきます。
よろしくお願いいたします。