ギンザシックスで「サノマ」をお迎えしました〜後編
前回の記事<ギンザシックスで「サノマ」をお迎えしました〜前編>の続きです。
ギンザシックスのポップアップイベントにて、光栄にもサノマの渡辺さんから作品の解説をいただきました。
その場で購入を決めた1本について書いていきます。
購入したのは「4-10」
私が購入した作品は、ズバリ4-10でした。
とらえどころのない不思議な作品です。
ティアレやイランイランなど女性的な要素が強い香りのため、ツイッターでは「ジャスミンさんこれだろうね」などと言われていた作品です(笑)
タッチアップの第一印象は中性的な香り
ところが、私が当日店頭で感じたのは「アクアティックなフローラル」でした。
女、女していないフローラルに新鮮味を感じたのです。
中性的な、というか、性差を意識させない透明感のあるフローラル。
加えて、これまで私がアクアノートに惹かれることはまずなかったので、自分でもびっくりしています。
4-10と向き合うと
ブログ用にレビューを書くため、購入してから毎日4-10をまとっています。
(レビューはnoteの本記事とは別の視点で近日投稿予定です)
この時期らしい晴れた日にまとったら、私の肌の上では若い男性向けの雰囲気になりました。
フローラルの要素が後ろに下がり、アクアノートとグリーンノートが強く出るとそう感じられるのかもしれません。
フローラルの要素は、肌にぐっと鼻を押し付けた時にほんのりとわかる程度だということもあります。
これは、きっとサノマならではの表現なのだと思います。
2-23のローズも主張しすぎず、作品の中でバランスを保っていましたし。
そして、4-10の魅力は肌なじみの良さです。私にとってはまるでスキンフレグランスのように感じることもあります。
売れていない香り?
4-10はとらえどころのなさのせいか、渡辺さんいわくギンザシックスではあまり動かないのだそうです。
即決する香りって、大抵は特徴のある作品が選ばれますものね。
ましてや、デビューしたてで情報が少ない段階ではなおさらです。
それでも私にとっては、いろいろな側面が現れてはくるくると表情を変え、かと思うとすっと肌に馴染む4-10は大変魅力的な作品です。
香り選びはその瞬間の自分を写す「鏡」
今回、新しい香りをお迎えするにあたって、私は選ぶ香りの系統を変えたいと思っていたのでした。
結果としては自分らしい香りを選んでしまったのだけれど。
フローラルであり、くるくると表情を変える香り方は、私が好む「シャッセオパピヨン」(ラルチザンパフューム)にもあてはまります。
それでも、4-10には今まで自分が積極的に選んだことのないアクアノートが入っていたり…
ちょうどいま、少しずつ変化を目指すいまの自分自身を表しているかのよう。
4-10は特別な一本になりそうです。
香りを選ぶことは、いまの自分を映し出す合わせ鏡を見ているようだとつくづく思います。
次にお迎えしたい、今回迷った香り
ギンザシックスでの当日、1-24と2-23の間で私は迷いました。
今年の夏に欲しくてリサーチし、まだこれと決め兼ねていた系統にある作品が、2-23(ウード調ウッディ・スパイシー・ローズ)で、私の肌ではレザーの香りが強く出ました。
勝負香水として選んでみたいのが1-24(ウッディ・アンバー・スパイシー・アロマティック)、時間を掛けて似合う香りに育てていきたい作品です。
どちらもこれまでの自分の中になく、でも強く惹かれる要素のある作品です。
踏み出すにはジャンプが必要。着地先でうまくできるかどうかわからないけれど…
これは昔、モンニュメロ10(ラルチザンパフューム)を選んだ時の心境に似ています。
近いうちにお迎えに行きます!(笑)
どこで購入できるかまだわからないけれど…
ちなみに3-17はというと、置き去りにしていたのではありません。
私は暖かさを増しはじめる季節にさわやかにまといたいので、春の兆しが見え始めた頃に手に取りたいな、と考えているのです。
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