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ハスカップ狩りをした話

ハスカップは北海道が主な産地のフルーツです。
私は数年前に、北海道の物産展でハスカップの存在を知りました。
べリーのように酸っぱくて甘い飲み物を飲み、初対面だったのに好きになりました。
それ以降、ハスカップに出会うことなく月日は過ぎていました。

そして長野にハスカップ農場があることを知ります。
「…行ってみたい!」
北海道にしかないと思ってたので、夫を説得し一緒にハスカップ狩りに行ってきました。


まず私は飲み物でしか知らなかったので、ハスカップとは?をネットで調べました。

食用となり、生食も可能であるが、一般に酸度が高いこと、苦みのある場合があること、やわらかく日持ち性が劣ることもあり、加工品とされることが多い

Wikipediaより

なるほど。
スーパーでハスカップを見たことがない理由が分かりました。

恐らく長野のスーパーでも見かけていません。
そのためネットで「ハスカップ 画像」「ハスカップ 味」を検索し、ハスカップ情報を叩き込んで当日を迎えます。


夫はハスカップの加工品を食べたこともないし、ハスカップを見たこともありません。
「うーん、プルーンとかブルーベリーみたいなやつの仲間かな!」
前情報は、数日前に調べた私の情報のみです。

しかし、実際に見たハスカップはプルーンからは程遠かったです。
「全然プルーンとちゃうやん!!」
「ほんまやなぁ!!」私も驚きです。
画像しか見てなかったので大きさまでは知りませんでした。


「木によって酸っぱさや甘さが違うんで、色々食べてみてくださいね」
と農場の方が言われた通り、全然木によって味が違いました。

「…すっぱ!」
「こっちは甘いで!」
「ほんまや!この木、当たりやな」
夫と二人でひたすらハスカップを採って食べまくりました。
小学生の時に、公園の実をお兄ちゃんと食べている感覚です。


ハスカップはとても繊細な柔らかい実で、そりゃあ生でスーパーに並べるのは難しいよね、という感じです。
ぷにぷにしてグミみたい。
リアル果汁グミです。

柔らかいので、力を入れて採ろうとすると中の汁が出てきます。
そのため、指も歯も真っ赤になりながら無心でハスカップを食べていました。

ハスカップ狩りの時期はかなり短いそうで、今週末で終わると聞きました。
つまり、次のハスカップとの再会は最短でも一年後です。
もう必死に食べました。
甘い木から採ったお持ち帰り分もゲットし、さよならの準備はokです。
来年また会おうね、ハスカップ!

今までハスカップを強く求めたことなかったけど、もう会えないとなると寂しいものです。
全然ディズニーランド行ってなかったのに、帰りに「絶対また来ようね」と口約束するぐらい名残惜しかったです。
(その約束はあまり果たされない)

ここの農園では、来月からはブルーベリー狩りが始まるそうです。
「絶対にブルーベリー狩りも来ようね!!」
私はブルーベリーが大好きなので、ハスカップへの名残惜しさはすぐに消えました。


ハスカップは生で食べれる機会は希少です。
私調べでは、農場があるのは北海道と長野だけのようです。
しかも食べれる期間も二週間ほど?ととても短いです。
なので、6月に北海道か長野にいる人はハスカップ狩りをされた方がいいです。
ミッキーとツーショット撮影するよりも希少性は高いと思います。

今回初めてハスカップの実を食べました。
そしてずいぶんと前に、ハスカップ味の水を飲みました。
正直、私は水の方が好きでした。

「いろはす ハスカップ」
気になる方はぜひ飲んでみてください。


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気ままなかおり
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