求人サイトを眺めていた一ヶ月
関西に戻ってはや一ヶ月。
それは私にとって無職の期間と同じです。
いや、専業主婦とも言えるのかも。
慣れていない暑さにボロボロになりながら、図書館やスーパーに逃げ込む日々。
帰宅しアイスを頬張りながらぼーと求人サイトを眺めていました。
働かねばならない。
至極当たり前の事実に目を背けながら、先日ようやく働く決心がつきました。
今度の働き先も販売業。
週3日・4日の勤務です。
派遣社員でぼちぼち働かせていただく予定です。
長野の勤務先がとても性に合っていて楽しかったんです。
でもようやくあんなに素晴らしい職場はないんだと腹に落ちました。
サイトを眺めながら「戻りたい…」とぐずぐずしていました。
だって自分から辞めたわけじゃないし。
夫の転勤だったから本望じゃないし。
でもね、もう長野の職場で働くことはできないのです。
遠いしね。
一ヶ月経ってその事実を受け止められました。
今度の職場はオープニングでどんな人たちがいるかは分かりません。
ドキドキ。
そして未経験の職種です。
ドキドキ。
定期的に訪れる転職。
先日久しぶりに面接をしました。
近所のカフェでした。
経験内容を見てよく思ってくれたそうで会話も弾みました。
過去の自分、よく頑張った。
あなたのおかげで37歳、無事に働くことができました。
求人サイトを眺めた一ヶ月。
いろんな会社が求人を出しています。
人はずっと人を求めているんですね。
会社以外にも、恋人だって友達だって、ずっと人は人を求めています。
「こんな人と働きたい」
「あなたと付き合いたい」
「友達でいてね」
生きていく限り、人に受け入れてもらわないと生きていけないんですね。
求人を見ていると、私が会社を選んでいるように思えるけど、
本当は会社も一緒に働きたい人を選んでいるんですよね。
お付き合いしたい時、私が恋人を選んでいるように思えても、
相手方も私と付き合いたいか考えているんですよね。
友達でいれるかどうかも同じ。
人は人を求めながら、人を選んでいるのです。
そんなことを思いながら、会社と両思いになれたことが嬉しかった。
残り少ない専業主婦もめいいっぱい楽しもうと思います。
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