【私流】産後のお母さんとの関わり方

私は、
毎日多くの
お母さんや赤ちゃんと
関わらせていただいています。

その中で、
大切にしていることがあります。

それは、

お母さんの心に寄り添うこと

これまでの、
助産師としての経験と、
自分の子育ての経験が合わさり、
ある程度の子育てに対する知識は
たくさん引き出しを持っています。

しかし、
その引き出しを持っていても
どう使うのかが重要になります。

例えば、
困っているお母さんに
その知識を教えてあげたいけれど、
お母さんは本当にその知識を
知りたいと思っているのか？
余計なおせっかいになったり、
追いつめてしまっていないか？

お母さんの言葉や
行動を観察しながら、
どんなことに困っているのか？
どんなことに悩んでいるのか？
そこを探りながら、
言葉を一つ一つ丁寧に選んで
関わらせていただくようにしています。

なぜなら、

産後のお母さんは
ホルモンバランスがとれない

そうなんです！
産後の辛さはこれなんです。

私自身も経験しましたが、
妊娠前は気にならなかった言葉も
産後はすごく気になるくらい
ホルモンバランスは崩れているのです。

そんな
ホルモンバランスと
疲れ切った体で毎日頑張る
お母さんには優しく包み込んで
あげたい気持ちになります。

お母さんの立場になって
かけて欲しい言葉をかけてみる

例えば、
知識の引き出しの中身と
違うことをしていたとしても、
お母さんを否定はしません。

まずは、
お母さんが欲しい言葉を
かけるようにします。

お母さんも、
間違っていると
思いながらもそうせざるを得ない
状況にあるかもしれないからです。

頑張るお母さんを
いつも温かく包み込んで
安心して子育てできるような
そんな居場所を作っていきたいです。