居場所を求めて〜メンタルトレーニングに出会って資格取得するまでの道のり④〜

皆さん、こんにちは。
今日は、スポーツメンタルトレーニング指導士の資格取得に向けて、どのように大学の進学先を決めたか、そして大学の中で何を学んだのかをお伝えしたいと思います。

将来、メンタルトレーナーになるためには何学部で学べばいいのか?と調べた結果、メンタルトレーニングを学ぶには、スポーツ心理学を学ぶ必要があること、心理学関連の学部やスポーツ科学関連の学部に進学することでスポーツ心理学を学べることがわかりました。

私は根本的なところから学ぶのが好きなタイプなので、スポーツ心理学が応用心理学の中に位置づけられることを知り、親学問である心理学を学べる、人間の心理について学べる大学で学びたい!と考えて、地元大阪の国公立大阪教育大学の教育学部教養学科人間科学専攻人間行動学コースへ進学しました。

私が専攻したコースでは、スポーツに特化せず、基礎的な心理学を学ぶことができました。ゼミの先生が「感覚・知覚心理学」が専門だったこともあり、「見る」「観る」などといった心身活動に関わるメカニズムと人の行動・パフォーマンスの特性にも関心を持つことができました。同時に、スポーツ科学関連についても学びたいと思い、同大学のスポーツ科学専攻が展開する授業で、受講可能なものは片っ端から受けたことを覚えています。

これは学ぶ意欲があったとも言えますし、同じ授業料払ってるねんからいっぱい授業受けやな損やんか!という大阪魂かもしれません(笑)

大学の3回生ごろになると、次の進路を考える時期になりました。
スポーツメンタルトレーニング指導士の資格を取得を目指し、大学院に進学することは決めていたので、当時、大阪教育大学の学生相談室に非常勤で来られていたスポーツメンタルトレーニング指導士の先生に相談に行った日のことは今でもよく覚えています。その先生とは今、競技団体の心理サポートで協働させていただいており、感慨深いですね。

相談に行くというアクションの結果、奈良教育大学の先生をご紹介いただき、研究室訪問に伺いました。そこからまたご紹介いただき、修士課程に進学する奈良女子大学大学院の佐久間春夫先生と出会うことになりました。

そうした過程で、スポーツメンタルトレーニングについて学ぶ研修会が関西で実施されていることを知り、学部生の時代から出席させていただく機会を得ました。のちに大変お世話になる先生方との出会いでした。

次回は大学院での学びについて振り返ってみようと思います!


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