『ファンをつくり、応援される人になる』売れ続ける営業マンの魅力とは
こんにちは。
株式会社AN代表取締役社長の向山かおりです。
今回ご紹介するのは、
『ラーメンを気持ちよく食べていたらトップセールスになれた伝説のトップマネジャーが教える「売れ続ける」技術』という本です。
著者は川村和義さん。現在株式会社オールイズウェル代表取締役社長です。
大阪ご出身で立命館大学経営学部卒業後、リクルートで求人広告営業のトップセールス、プルデンシャル生命保険でライフプランナーとして活躍し、営業所長として年間営業成績でトップとなります。
教え子からも数多くのトップ営業マンを輩出し続け、育成に関しても一流です。
2015年に株式会社オールイズウェルを設立。「夢と勇気と笑いと感動あふれる組織づくり」を支援するため、営業コンサルティング、リーダー研修、セミナーなどの活動を行い、熱くて、笑えて、ためになる公演が人気を集めている経営者です。
私も会社経営する前は大手銀行で営業をしていましたが、そこで培ってきた経験や身につけてきたスキルは今でも生きています。
今回ご紹介する本は、私も大変共感する営業としての心構えなどの話がたくさん書かれています。
仕事に対する前提や人としての在り方が中心で、とても再現性のあるものです。
また、本の中で「ファンを作る」事、つまりファンクラブマーケティングという言葉が出てきます。
ファンクラブマーケティングとは売れば売るほど見込み客が増える営業手法のことで、これさえやれば営業で成績を作り出せると川村さんは確信されています。
川村さんと出会い、
「川村さんが言うなら保険に加入したい。」「誰かに川村さんを自慢したい。」
ただ商品を売るのではなく、お客様が川村さんを信頼し、次のお客様に紹介する。
これをファンクラブマーケティングと言います。
では、どのようにすればファンを作ることができるのか?
それは川村さんの大事にしていることの中に答えがありました。
川村さんは、「お客様に感動を与える。」「大切にする。」ということを大事にされているそうです。
お客様に大切にされていると感じていただくことが重要で、「この人なら大丈夫だ」と本音で話してくれるような関係性を構築し、本音だからこそ見えてくる本当のニーズを引き出し、お客様ご自身で気付く時に感動が生まれる。
また、大切にしている言葉として「平生」という、普段の何気ない生活の中にあなたの実力が出るという事が書かれており、どんな時でも一貫性を持った自分でいることが重要だと改めて気づいた内容でした。
他にもたくさん学ぶべき営業としての在り方が書かれています。
現在、営業職で活躍したい方にも、これからもっと営業で成績を出したいと思っている方、またこれから社会人として活躍していきたいと考えている方全員におすすめの本です。
ぜひ手に取って読んでみてください。