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57人のライターたちから得た2つの気づき
6月から行っていたライターさんへの取材企画では、多くの方にご協力いただき、無事終了いたしました。ありがとうございます!
最終、57名のライターさんとお話しすることができました。
8月いっぱいをもって、ようやく終了です。
ちなみに、前半にお話しを伺った方へはすでにお礼をさせていただきましたが、一部の方は今週にはお届けさせていただく予定です。
私の些細なつぶやきに対し、こんなに皆さんが反応してくださるとは思わなかったため、とても嬉しかったです。改めて、ありがとうございました!
さて。今日のnoteでは、57名のお話しから得られた気付きについて、2つほど簡単に残しておこうと思っています。各人のインタビュー詳細は公開しないお約束でしたので、個人的な雑感レベルで恐縮です。
うまくいくのは、やめなかった人
今回の企画では、予想以上にベテラン勢にご参加いただきました。
中にはプチ講義までしてくださった大先輩も・・・。
私1人で贅沢な時間過ごしちゃって、ほんとすみませんレベル。
そんな大先輩をはじめ、ベテランライターの皆さんのお話しを聞いていて感じたのは、諦めない姿勢の大切さでした。
目の前の仕事にしろ、ライターを続けるにしろ、諦めずにやり続ければ何か得られるものがあるはず。本質ですね。
ライターは決して安定した職業とは言えないですし、時には閑古鳥が鳴いてしまうこともあるはずです。でも、それでも続ける選択ができた人が長く活躍されているのだと思います。
面白かったのは、
諦めないぞっ!!!!!!!!!!
己に負けるもんか!!!!!!
って侍みたいな人は、ほとんどいらっしゃらなかった。
「たまたま、続けられた」
「運良く、続いた」
と、おっしゃる方が多かったですね。
とはいえ、執筆中は己と戦っていらっしゃる方ばかりと思いますが。。
インフルエンサーに振り回されない
SNSで情報収集するのは、いまや当たり前です。
かつては、なかなか教えてもらえなかった情報も、SNSを眺めているだけでどんどん入ってきます。ただ、得た情報を本当に信じていいのかどうかは慎重に見極めて欲しいとお節介を焼きたくなってしまったことが何度かありました。
影響力のある人ってすごいなと感心しきりですが、その人の発言はあくまでその人の主張にすぎません。「そういう世界もあるのか」くらいにとどめておくのが健全かもしれません。
決して、ライターのスタートはクラウドソーシングが必須ではないですし、SEOやWebライターをしなければ取材ライターになれないなんてことはありません。
ライターの次はディレクターという固定的なキャリアが正解でもない。
初心者は0.●円からスタートというのも、常識ではありません。
発信者は、主張がブレないように自身の考えを断定的に発言するのが常ですし、そういうものです。
でも、その世界が業界のすべてだと思ってしまうと、たちまち世界が狭くなり、本当に望んでいる未来を遠ざけることにもなりかねません。本当だったら手が届くかもしれない、叶えられるかもしれない未来が潰されないよう、自衛していきたいものです。
加えて私自身も、自分の発信が無責任にならないようにしなければと、気の引き締まる思いがしたのでした。
プロライターとして活躍したい人たちの学び場、「WMU」の準備すすめています。
そういえば、もともとこのインタビュー企画は、ライター同士の交流や情報交換、そして学びの場としてどのようにすべきかを検討するため、調査の一環として行ったものです。
おかげ様で、そちらの準備も着々と進んでいます。
セミナーと講座の2軸で展開の予定ですが、文章で食べていきたい人へ、一生もののスキルを提供できる場になるよう、実際の案件をベースに組み立てた、実践的な学習コンテンツを企画しています。
また、「書く」スキルだけでなく、フリーランスやライターとして知っておきたい業界知識やめんどくさい事務手続き系の話なんかもお伝えしていけたらと。
後日、追ってお知らせしますが、名称は「Writer's MeetUp」。
MeetUpには、分野に興味をもった人たちが集まり、交流を深めるという意味があるそうです。
サイトは現在準備中ですが、少しずつリアルセミナーとして動いています。
6月には札幌にて、ゼロから地方で取材ライターを始める方法についてセミナーを開催しました。ありがたいことに増席になり、これからライターを目指されるみなさんとたくさんお話しさせていただきました。
同じセミナーは、再来週9月21日。今度は福岡で開催です。
まだまだ募集中ですので、ぜひ。