🌱ほんのり学校に行き始めると

完全不登校とそうじゃない不登校

こうやって記事を書いたり、
いろんな方々とお話ししたりすると
昔からのことを思い出します。

いわゆる『完全不登校』と呼ばれる期間は
我が家はそこまで長くはなかったのかも。
（まぁそれを長いととるか短いととるか
難しいところですが）

不登校の定義が「年間３０日以上の欠席」
と言われていますよね。

それを踏まえるならば
長男・次男合わせると
干支は軽く超えるくらいにはなります(笑)

学校と全く接触しない『完全不登校』の間に
少しずつパワーが溜まってくると
ふんわり週１～２日学校に近づく『不登校』に
なっていくようなイメージです。

とはいえ、これも長男次男で違いはあります。
どちらかと言えば長男はこのタイプ。
次男は、昨年秋に倒れてからの何か月以外は
ずっと週１～２回登校するのが続いています。

完全不登校の頃

私はフルタイムで働いています。
仕事がかなり忙しい時期もありましたが
子供を家に置いていくのはかなり気が引けました。

不安定な子供をひとりにすることが心配で
仕事中も何回も連絡を取っていたことを
覚えています。

詳しく書きませんが…
危ないものは見えないところに隠したりね。
不安で不安でしょうがない時期もありました。

そのうち、子供自身が家で落ち着いてくると
学校で苦しんでいるよりも安心になってきました。

おかしなことと思われるかもしれませんが
全く学校に行かず、家から出ない状態に慣れれば
親子ともども幾分気が楽でした。

もちろん、仕事などせずに
家に一緒にいるということも
考えなかったかと言えばウソになります。

でもそれはウチの子供たちにとって
かえって違和感になりそうな案でした。
悩んだ挙句、仕事は継続しました。

子供は朝起こしても起きない。
朝ご飯とお昼ご飯だけを用意して
私は仕事に出かけます。（連絡は取っていましたが）

家に帰ったら元気にゲームをしている。
とにかく家に一日中いる。

リズムが決まってくると
親の立場としても捉え方が変わってくることもあり
生活としてはあまり大変ではなくなりました。

予定がウロウロする不登校の時期

しかし、少しずつ回復すると次の段階になります。

「水曜日は学校に行ってみよう」
「木曜日はクラブに行ってみよう」
「月曜日は適応教室に行ってみよう」

など徐々に活動が再開されます。

子供が変わり始めているということは
すなわち生命力が戻ってきた証拠！

学校に戻るということよりも
心が元気になってきていることが嬉しくて
「何か私にできることは…？」
と思うわけです。

特に活動再開の最初の頃は
子供も体力が落ちているので
登校サポートは必須でした。

私の場合、仕事とお昼休憩をやりくりし
時間を捻出していました。

それが相当キツイ💦
今思ってもよくやっていたなぁと思います。

一番大変だった頃
朝、長男を車に乗せ高速で隣県の高校まで連れていく。
高速に再び乗り、トンボ返りで出社。
お昼は小さいおにぎりを準備して中抜けし
いったん帰宅し次男を拾い、中学に送り届ける。
（…私のお昼ごはんは…😢）

勝手なもので、
子供が家から出ることを待ち望んでいたはずなのに
完全不登校に慣れてしまった私は、
子供が中途半端に家から出ると、
体力的にしんどく感じました💦

もちろん、登校サポートをしない！という
選択肢もなかったわけではありませんが
当時はとてもじゃないですがそれがないと
外の世界に出られる状態じゃないし
できるだけ寄り添っていたいとも思ったんですよね。

子供もまだまだ不安定。
予定なんてあってないようなものだし
学校に着いても車を降りないなんてことも
しばしば。

そのたびに親の精神は削られてしまいます。

なんでこんな思いまでして奮闘してるんだろう…
自問自答、しょっちゅうしていました。

予定が見えないということが
大人にとっては不都合で苦痛。

でも「行く」と言った子供自身も
その時はウソではないんですよね。

不登校もしくは不登校傾向のお子さんについて
このあたりのサポートは非常に難しく
理解ある職場でないと難しいですし、
親がどこかで気持ちを発散しないと
メンタルやられます。

もし今、
「それ、私のこと！？」
と思われた方がいらっしゃるかもしれませんね。

本当に頑張ってますよ、みなさん！！

しんどいですよね。
子供の考えや言っていることを尊重してあげたい。
その一心で動かれていることと思います。

そんなみなさんに私は
精一杯エールを送ります！！

そして時には、自分にご褒美をあげてくださいね💮
本当に本当に頑張っていますから！！

振り返ってみると私は
「甘い母」だったのかもしれません。
でも、今となっては最良の選択だったと思っています😊

もし吐き出したくなったら
「おはなし会」にも来てみてくださいね😊
（最後にお知らせ載せています）

必要な方に届きますように✨

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