ぼくはヒーロー
ピョンと小さくジャンプ
両手を広げて小走り
路肩のブロックは安全地帯
床の茶色いタイルは大きな穴だ!
気を付けて 気を付けて
この細い橋を渡るんだ!
落ちたらダメだよ
敵に追いつかれないように!
君は今、きっと小さなヒーロー
悪と戦う真剣なまなざしだ
危険も恐れず
突き進むんだ
幼い頃はどこだって
アスレチックになったし
どこでだって
悪者をやっつけられた
…いつからだろう
自分で考えた世界に
住めなくなったのは
もう一度
周りの目なんて気にせず
思うように動くのも
きっと悪くない
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あとがき
スーパーで買い物をしていたら
幼稚園くらいの男の子がいました。
床のタイルは色分けされていて
黄色から白にピョンと飛んだり、
ちゃんとは聞き取れなかったけど
「うりゃー!」
みたいなことを言いながらポーズしたり😊
顔は真剣。
ヤル気に満ち満ちた顔。
ウチの子もそんなんだったなぁ
いつ頃からしなくなったっけな
あ!
そういえば私も
大人になったらヒーローになると思い込んで
コタツから飛び降りて練習してた(笑)
道に引かれた線の上を通って
「落ちたら地獄!!」
なんて、勝手に決めてさ?(笑)
やらなかった?
やったよね~!?
アレ?私だけ?いやいやまさか😊
幼い頃って、いっぱい空想していたな…
まぁちょっと私は身体が弱かったからか
空想癖は強かったかもしれないけど💦
でも、自由に発想していた。
成長して
人の目が気になってきたら
そんな行動もできなくなった。
道端で大暴れしていいとは思わないし
急に人混みで跳んだら
驚かれちゃうけど(笑)
でも、もっと解放してもいいのかも。
自由な発想は悪くないよ。
大人だからね
限度もあるし、節度も必要でしょうけど
空想と現実が同居していたあの頃みたいに
もっと自由に思考を飛ばしても
いいのかもしれないな。
そんなことを思った
某スーパーの食品売り場でした(笑)
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