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井の中の蛙から”大海を知る”ために参加した「カオナビキャンパス」。待っていた楽しさと人事の仲間

ネッツトヨタ東埼玉で人事をしております、橋本 光正(はしもと てるまさ)と申します。出生地は東京(荻窪→十条)ですが、もはや埼玉歴(大宮)のほうが長いのでこよなく埼玉を愛しています。

ネッツトヨタ東埼玉では2018年12月より評価制度の電子化を目的に、カオナビの導入を開始し、当初より運用担当として携わってきましたが、使いこなせていない感満載で、もったいないと思っております…。

もっと有効な活用方法やここをこうしたらデータがとりやすくなる…など日々勉強中です。

このnoteは、そんな勉強をかねてカオナビのユーザーコミュニティ「カオナビキャンパス」に参加することになった私の体験記です。

カオナビ導入から、カオナビキャンパスに参加し、そこでの経験を振り返ってみました。

ぜひぜひ、こんな方に読んでいただきたいです。

  • 人事同士のコミュニティがどんな場か、気になる

  • カオナビ導入後、どんな体験ができるのか気になる

  • カオナビを使ってみたけど、一人ぼっちに疲れた人(カオナビユーザーだけでなく、一人人事に疲れた…なんて人もぜひ!)

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「トヨタ販売店の〇〇会社さんが使ってるんだって」カオナビとの最初の出会い


元々、カオナビとの出会いは2017年頃に展示会で見た記憶が…という感じで、その後当時の上席から「こんなのもあるよ。トヨタ販売店の〇〇会社さんが使ってるんだって」ということを聞き、2018年にカオナビを導入しました。

当時は人事制度の集計作業を紙とエクセルで行っていたものを、システム化するのが主題目でした。

社内であるあるなのが、何か新しいものを入れた際に「使いづらい。前のほうがよかった。元に戻して」といった声が上がりがちです。

弊社においても例外ではなかったので、既存で使っているExcelで作成したシートをベースにスマートレビューを作る…ということだったのですが、さすがに完全自力はしんどかったので、1年間の「導入ディレクション」サービスを契約しました。

その際一緒に伴走していただいたサポートの中江さんには、今も感謝でいっぱいです。

何なら、今でも帳票は大きく変更していないので、Excelに入れるタグなどは参考にさせていただいてます。

画面イメージが先行ではなく、帳票イメージをもとに「スマートレビュー」を作ったので、縦スクロール感はなかなかないです…ただ、ここは良し悪しというか好みの問題で、楽曲制作で歌詞を書いて曲を充てるか、曲を作ってから歌詞を充てていくか…というものに近い気がしています。

スマートレビューの画面イメージ

…と意味も分からず長くなってしまったのですが、導入直後は結局本部側というかAdm権限者だけなので、言い方を悪く言えば楽をするためにどうすれば良いかということに対し、当時のカオナビ担当者の方がきめ細かなフォローをしていただいたので、設定やマスタの入れ込みで孤独を感じるときがありましたが、それを和らげてくれるものがあるのは、ありがたいなと感じていました。

「評価制度のためだけのシステム」から脱却するために、カオナビ担当者が幹部会議まで参加…!?


カオナビを導入して改めて良かったと思うことは、社内のペーパーレス化、脱エクセルが進むきっかけにもなったような気がしており、副次的効果を生んでくれた一面は良かったと思います。

今でこそコロナ禍を経て、電子申請や「オンライン」というワードが日常語になっていますが、当時はまだ紙文化が残り、当時の大臣が脱ハンコ、ペーパーレスを推進していた時期でもありました。

弊社は体質的にも新しくはないので、人事発令に関係者捺印してPDFスキャンして、社内イントラのトップにアップ、別建てで人事異動の際には紙の辞令を所属長から直接手渡し…4月に公布される紙の辞令は200枚をゆうに超え、その1枚1枚に朱肉をつけて捺印していく…という途方もないことをしていました。

さすがに、朱肉のハンコは不要では?と提言し、何とか社印の捺印はなくなりました。

運用当初は「評価制度のためだけのシステム」ということになってしまっていましたが、2019年にカオナビをもっと広く活用したいということで、幹部会議(全社の管理職が集まる会議)にカオナビの担当者の方が直接お越しいただき、オフラインでカオナビの活用をお話しいただくという機会を作ってもらえたのはとてもありがたかったです。

紙媒体で管理していた書類やそこに記載されている情報をカオナビ上に反映させ、店舗と共有することで、各種のリードタイムの削減につながりました。

例えばあまり良い例ではないですが、店舗で社員が救急搬送された際などに、以前は店長などから本社の人事担当などへ連絡→受信者が履歴書など入社時の書類が保管されているロッカーへ確認→緊急連絡先を確認し、店長へ電話やメールなどで情報伝達…というステップでした。

しかし以降は、店長がカオナビで該当者のプロファイルブックで緊急連絡先を確認…このアクションのみで完結するようになりました。

コロナ禍で閉塞感が増す中、他者との交流を求めて「カオナビキャンパスオンライン」の扉をノック


カオナビキャンパスに参加しようと思った最初のきっかけですが、後述のKCO(カオナビキャンパスオンライン)が初めてなんです。

KCOを簡単に言うと、カオナビユーザー限定のオンラインコミュニティサイトです。

というのも、20代半ばで営業から本部に来て、100%が当たり前、評価にプラスはなく、減点方式の仕事をしているなかで、仕事は楽しいのですが、どこか物足りなさを感じてたんです。

もともと、「人が好き」で「人と話す」ことが好きだったので…。

うまく表現できないのですが、業界的なこともあるのか、なかなか他社さんと絡むことがなく、閉鎖的というか井の中の蛙になっていないかということをすごく感じていました。

仕事柄、制度改正や改定、地域情報、他業界動向などの情報は素早く正確に得る必要性があると思っています。

そういった情報はアンテナ高く張り、自分で、足を使って取りに行かなければならないと、誰かから渡されるものではないと思っていますので、よく展示会には参加するようにしていました。

とはいえ、例えばセミナーに参加するにしても就業中の自由度は低いので、休日や有休を使ってかたち上は「自己啓発」として展示会や各種セミナーに参加していました。

他社との接点が以前はトヨタの販売店の担当者などが研修などで集まり、そこで担当者同士で情報交換する機会はありましたが、コロナ禍以降無くなり、あってもオンラインなどになってしまったので、より閉塞感が増したのは非常に悩みというかストレスでした。

そこで、カオナビのユーザーコミュニティに興味を持ったわけですが、KCOに登録してから結構時間が経っていたので、最初の一歩は重かったです…。

とはいえ、最初の一歩踏まなければ先には進めないので、まずはやって確かめようと決めて、踏み込みました。

KCOでの初投稿(自己紹介)

KCOを使ってみて若干の筆まめ(タイプが遅いのと自筆の文字はきれいではないですが、この表現でw)気質があるので、私には合っていました

余談ですが、Facebookやmixi世代なので、トークルームで気になる話題が出てたりすると「いいね」をしまくったり…自身の自己紹介ページは充実させちゃったり…(時々、それが「MyProfile」の文字数の限界にチャレンジするようになってしまってます泣)

改めて「使い始めたきっかけ」として考えると、完全に自己満ですが、「カオナビをもっと使い倒したい」という思いもありました。

ド文系なので今でも「アビリティーマネージャー」の「ディクショナリ管理」、計算式タグや参照タグでの数式などはちょっと苦手です…自分もそうですが、使う側が使いやすく、かつ工数少なくしたいからそのヒントがKCOにあるかもと思って使い始めたような気がします

僭越ながら…KCOについてはカオナビキャンパスの紹介動画でもお話させてもらっているので、良ければぜひ(照)


ROM専で「見るだけ」「いいねするだけ」だったのが、他者についつい質問するように


それまではROM専で「見るだけ」「いいね」するだけだったのが、自己紹介をきっかけに発信、アウトプットすることで、結果、「カオナビの設定という沼の中で孤独に耐え切れず、温度を求めてKCOの扉をノックした」ということになります。

KCOってコンテンツが実はとても充実していることに気づいて、KCOの波を使ってさっき叩いたドアを板にしてサーフィンしてました。

人事のヨコガオ」とか「うにくえ」とか「キャンパスLab」とか「人事用語集」とか…記事ものでインプットできる素材が無茶苦茶あるんだなぁと。

一方で、波乗りに疲れたら丘で休憩するんですけど、そのときはやはり1人だと寂しいので、他者(他社)に話しかけちゃうんですよね…その板どうしてるんですか?とかどうやって波を選んでます?…すみません。要は他社さんの動向や使用感などを聞いてみたいんです。

記事などでインプットしてもどうしても、「本当にこれでいいのか…」と思ってしまう。答え合わせがしたいわけではないのですが、ナチュラルに「どうしてんの?どうやってんの?」というのを聞きたくなってしまうんです。

まとめると、こんな流れで、KCOの使い方が変わってきたように思います。

  1. 使い始めは本当に見るだけ、いいねするだけ

  2. その後、ページをあさってみる

  3. 各種記事を読んで、自分の状況確認

  4. 自社の運用などがあっているのか他社に聞きたくなる

  5. トークルームにアウトプットしてみる

書いていたら思ったより長くなってしまったので、一旦ここで区切ります。

続く後編では、オンラインを飛び出し、オフラインのユーザー会に参加した体験記や出会った人事仲間を紹介していきます!

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