人生で初めて油絵に挑戦した話【雑談】
この前、人生ではじめて油絵というものを描いてみましたわ。
わたくし、絵心も美術の教養もなく、
それゆえ絵画を描く趣味はありませんでした。
しかし、ええ、なんといいますか、
白いキャンパスを汚すというのは、
その……
すごく、良いですね。
背徳的でゾクゾクします。
純真な生娘を、
大きな手で握り潰してしまうような。
入院中の末期患者を、
マスターベーションに使うような。
そんな感じがするんです。
純白のキャンパスが言っていましたわ。
「汚さないで」
「お願いだから」って。
その泣きそうな顔を捻り潰すのが、
最高に堪らなくって、
つい呼吸が乱れてしまいますわ。
才能がない人に使いつぶされるのは、
きっと屈辱だろうと思って、
……もっと燃えましたわ。
被写体なんてなくっても、
筆って進むものなんですわね。
まあ、
最後の方なんかは
わたくしも更に興が乗って、
筆も使わず、
手ずから汚してあげたんですけれど。
絵の具に染まったこの手を、
光に透かして眺めるのは、
サイコパスな殺人鬼のようで、
ええ
それはそれは興奮しました。
本当に有意義な体験でしたわ。
皆様方も一度は、
幼女の処女膜破り
もとい
油絵、
体験してみても良いんじゃないでしょうか。
……あ、完成品はあまりにも下手だったので、
ひっそりと部屋の奥にしまいましたわ。
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