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キツめの煙草を咥える 火を付ける勇気もないのに 濡れたアスファルトの上で 肌寒さに震えながら 呼吸の味はサイアクで ひどく臭くてひどく不味い 溜め息ついて棒を折る 舞い散る茶色の粉末が 風に紛れて消えるのを それを見ているアタシは一体 どんな顔をしてるんだろ 褪せた金髪が夜をたなびく 勝手に夜は更けてゆく