見出し画像

Boogaloo運動ってご存知でっか…?-前編-

よく聞いたら聞き流せないニュースが今日もここに。

【ロサンゼルス時事】米国で、黒人男性ジョージ・フロイドさんが白人警官に首を圧迫されて死亡した事件に対する抗議デモに便乗して、騒乱や内戦を画策する過激主義運動「ブーガルー」の台頭が指摘されている。新型コロナウイルス対策で外出規制を発動した公権力への不満を背景に、オンラインで勢力を拡大。賛同者が殺傷事件も起こしており、治安当局は警戒を強めている。
---
地検は声明で「フロイド氏の死に対する正当な怒りを悪用し、自らの過激な主張のために平和的な抗議デモを乗っ取った」と非難した。

彼らは集団ではなく、SNSを中心につながった複数の米国で内戦や騒乱を起こそうとする反政府的な過激主義運動をさす。
賛同者は公権力に強い反感を持ち、民兵のように銃で武装して民兵のように銃で武装して各地のデモに参加している。

あ、こいつら、便乗して悪さを働かせるやつだ。

瞬時にそう思った。

尚、彼らの活動は、新型コロナウイルス感染拡大防止の自宅待機への抗議デモが発端だ。

、、?

おわかりだろうか?
彼らの行動動機は”Black Lives Matter”の一連のものとは異なる。前の投稿に書いた抗議デモのうちの1割の暴動化するタイプだ。彼らによって抗議デモが攻撃的なものとして報道されている。

俗に"極右"と呼ばれる彼らが”極左”と共鳴する動きについての詳細はこちら↓

これらを受けて、なんかむかついた。

本日言いたいことは1つだけ!

Boogalooの名前使わないでくれよ!

だ。

なぜならば、Boogalooは、ラテン音楽のジャンルだし、Poppin’と呼ばれるオールドスクールのダンスのスタイルの一つの名前だからだ。

調べてみると、

彼らの名称は1984年のブレークダンス映画のタイトルに由来する。

だという。
信じられないことに、あるyoutube動画では「カルトブレイク映画」として紹介されていた。。なんと、ショックな。

その映画は、「Brakin'2:Electric Boogaloo」(1984)

その映画は、伝説のダンス映画”Breakin’”の続編なんだけど、彼らは”Boogaloo”を”続編”の隠喩としてスラング的に使い始めただけで、本来の意味を持たないそう!omggggggg!
劇化する彼らの活動の思想に「南北戦争の続編」という思想があるので、その名を使っているという。

そもそも、映画の主人公Boogaloo Srimpはマイケルジャクソンのmoonwalkの生みの親。異人種間、男女の壁も超えたハイブリッドな映画なのに。

上記の記事によると呼び名を変えたりする動きもあるそうだけど、一度ついた印象はそう変わらないでしょう。

その名の由来が、結果として語源と意味が異なることは1よくあるとは思いうものの、甚だ迷惑な話だったので、ここに記しておきます。苦笑

なお、ダンスカルチャーにおける、”Boogaloo”については、ポッパーの友人が諸説あるなか語弊がないようにとてもわかりやすく書いてくれたので、その2!としてアップしようと思います。

さらばっ!



いいなと思ったら応援しよう!