追いサバからの『ハケンアニメ』

昨日、15時からの雨の予報を受け、予定していた『ハケンアニメ』を諦め午前中に『サバカン』のお代わりに行ってきました。

前回は公開前だったのでパンフレットが欲しくて行ったのですが、劇場での紙のパンフは販売無しとのこと。
WEB版もしくはスシロー限定販売のみ。

何じゃ、そりゃ〜💦

大企業との提携は大切だとは思いますが、ちょっとガッカリ💦

映画自体は2回目だけどやっぱりウルウルする素晴らしさでした。

長男なのにピンクの自転車に乗ってる久ちゃん。
従姉妹のアコお姉ちゃんのお下がりなのかなぁ。
お父さんが綺麗に修理してくれたから、弟にも引き継がれるだろうか。
なんて、余白部分に想像を働かせるのも楽しい。

エンドロールのキャスト（エキストラ）に同じ名字の人のグループが何組もあったので、親子や兄弟等での参加が多かったのでしょうね。
草彅君が、監督の人柄で人が集まったと言っていたけど、そんな手作り感を感じたり。

監督は、最初で最後の監督業と言われてたけど、草彅君が天才と太鼓判を押す逸材。
是非続けてほしい、というか、主演のひとりの原田君が時折お祖父様の原田芳雄さんまんまな佇まいなので、また一緒にお仕事して欲しいなぁ。

映画が終わって天気図を見ると、しばらく雨は降りそうにない。
ということで、伊丹から塚口に移動。
最初の予定通り『ハケンアニメ』も観ることに。

ポスターでも思っていたのですが、柄本佑さんがオールバックでビジュ良し！
映画内でも、細身のスーツをスタイリッシュに着こなして、ちょっと今までにはない役柄。
性格は悪いけど。
というか、やっぱりクセのある役、お上手〜！
と思っていたら、後半スマンカッタ祭りでした。

もう本当に大人だし、良い人だし。
そんな彼がラストに見せるステップ尊い。
ハァ～好き♥ってなりました。

ラストシーンといえば、王子監督（中村倫也）と有科さん（尾野真千子）
この台詞の為の中村倫也さん？と思わせる最高さ。
こういうの本当に上手い！
いや、他の場面も良かったけど、ここ特にサイコー！

そして『サバカン』に引き続いての尾野真千子さん。
もう、おっかけやん、私。
どちらの役も全然違うけど素敵でした。

主演の吉岡里帆さん。すごいですよ！ひとりの新人監督が、何処にいるんだかみたいに影の薄かった新人監督が、最後はスタッフ全員を率いて先頭を歩いているシーン。鳥肌が立つほどでした。

あと、忘れちゃいけない小野花梨さん！
どこに出てても、何に出てても絶対の存在感。
今回も素晴らしかったです！

梶さんや、速水さん等々声優さんも多数出演されてますし、ラフで動くアニメシーンなんて懐かしい。
オープニングのセルがが間に合わなくて初回、ラフだけで動かしてたのは『銀河旋風ブライガー』だったっけ、とか。
作監（作画監督）にいのまたむつみさんが入ってたら、それだけで神回だったよね、とか
工藤阿須加さんの後ろにはってあるポスターが、懐かしい東映アニメだ、とか。
アニメの雑誌はアニメージュのパロっぽいな、私はOUT世代だけど、てか、ゆうきまささんのデビューはOUTのガンダムパロなんだよな、とか。
色々感慨にも耽ってしまいました。

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