『ゲキ✕シネ 狐晴明九尾狩』
【作品紹介】
ときは平安時代の中頃。貴族たちが雅な宮廷生活を送る京の都。
そこで宮廷陰陽師として仕える安倍晴明(あべのせいめい/中村倫也)。 人並み外れた陰陽道の才能ゆえに「人と狐の間に生まれた」と噂され、“狐晴明”と呼ばれている。
ある夜、九つの尾を持つ凶星が流れるのを見た彼は急いで参内する。 それは唐の滅亡以降、大陸を戦乱に陥れた九尾の妖狐が日の本に渡ってきた印であった。
しかし、宮廷からうとましく思われている彼は退けられ、九尾の妖狐退治は大陸で学問を修めて戻った陰陽師宗家の跡取り、賀茂利風(かものとしかぜ/向井 理)に命じられる。
だが、すでに九尾の妖狐は利風を倒し、その身体を乗っ取り内裏に侵入していた。
それを見抜いた晴明は、九尾の妖狐を倒さんと動き出す。 しかし妖狐も利風の記憶や術を利用して、晴明の息の根を止めようとする。 晴明には大陸から妖狐を追ってきた狐霊のタオ(吉岡里帆)たちが加勢。 だが、タオとの因縁を逆手に取った妖狐の策略に翻弄されてしまう。 混沌とする戦いは逆転、また逆転の連続に……!
狩られるのは妖狐か、それとも晴明か。
術と頭脳、そして陰陽師の誇りを懸けた死闘が今、幕を開ける――!
今週から始まるゲキ✕シネ月間。
第一弾は『狐晴明九尾狩』です。
こんなに面白くて2200円で良いんですか!?って感じ。
いや、劇場でお芝居を観る一体感とは全然違うけど、例えば後方席でずっとお目当ての演者さんをグラスで追いかけるとか、前から笑いが遅れてくる時差とか、そんなストレスが無く本当に観やすい!
まず、晴明役の中村倫也さんの麗しいこと!
さすが中村倫也さんの晴明が観たいとの企画ありきの舞台!
潤いのある声の艶々しさったら。
TVや映画の中でしか知らなかったけど、この人は立っているだけで物語の中央に位置するに相応しい華やかさを持っているんだなと感動。
また一方、敵役の向井理さん。
いや、もう、向井理様と呼ばせていただきたい。
理知的な風貌は映像のままだけど、なんと口跡の鮮やかなことか。
前半、感情を表しにくく、更に他者が隙があればお笑いを挟み込んでくる演出の中、表情も物言いもクールなままというのは演者にとっては大変だと思うのだけど、水の流れる如く静かで透明感のある美しい存在感。
中村倫也さんも飄々としたどちからというと静のイメージがあるのに、向井理さんと並び立つと動だと感じる不思議。
それが後半ラストにかけ、第2形態!
宝塚!?
宝塚なの!?
からの第3世代形態!
何かに似ている…
顔のメイクは別として、あのモフモフ感。
『綿の国星』のラフィエルだ〜!
いや、知らない人の方が多いだろうけど。
新感線初参加の吉岡里帆ちゃんは、芸達者な早乙女友貴君と姉弟狐を熱演。
殺陣も一歩も引けを取らないし、狐耳で「うどんだ〜い好き♥」はCM以上に可愛い♥
そ・し・て!
竜星涼君!
アザース!
ゴチでーす😆
只今、巷では悪名高いにーにーらしいですが(朝ドラ見てないのでよくわからんけど)キョウリュウジャー以来、私のイケメンレーダーにはしっかり引っかかってる人です。
美形なのにカメレオン俳優さん。
舞台でも凄い人でした!
1番のお祭り騒ぎキャラ。
声が通る! 動きにキレがある!
殺陣が上手い!
キレイな筋肉(オイッ!)
もう本当に重ね重ね、こんな素晴らしい舞台を映画にしてもらって感謝、感謝なのでした。
次は『薔薇のサムライ』、ラストは『ZIPANG PUNK 五右衛門ロックⅢ』なのです。
楽しみ〜♥
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