【創作小説】まわれ!今川やきくん!中国の巻⑴
パタパタパタパタパタパタ。
「♪〜きょ・うも・子供たちは〜!小さな手を〜ひろぉ〜げてぇ〜〜!ひ・かり・と、そよかぁ〜ぜとぉ…」
「♪〜ぺ・ぺ・ぺ・ぺぇ〜〜♪」
「カーーーーーーーーッ!ゴダイ○のビューティフルネー○は 何年たっても 名曲だぜーー!」
「ペーーーーーーーーッ!」
「あいや、待て。オレは 一番の歌詞より 二番の歌詞が好きなんだな!」
「ぺ?」
「♪〜きょ・うも・オ〜レたちのぉ〜!歌声がぁ〜 世界を! お・お・きく つつ〜むだろう! おぉおきくぅ〜回るだろぉ〜〜♪」
今川やきくん?
“オレたちの歌声” じゃなくて、
“子供たちの歌声” だよ!
「カーーーーーーーーーーッ! オレと同じで、子供たちの歌声も 世界を回ってるんだなーーーー!」
「ぺっぺーーーーーーーーっ!」
「ペガサス ペーよ! オレはガーナで 悲しいけど、一生懸命に 生きている子供たちの話を聞いた」
「ぺ!」
「だから、世界の子供たちは どんな風に過ごしているのか、どんなお菓子を食べているのか、知りたくなった!」
「ぺぺ!」
「だから、まずは 子供たちが多そうな国に行って、人気のあるお菓子に挑むことにした!」
「ペペペペー」
パタパタパタパタパタパタ。
「おお!!! 着いたぜーー! ここのあいさつは 『ニイハオ!』だな!」
っと言うことで やって来ました中国の上空。
ふたたび、今川やきくんの 単純な発想を確認してみよう。
ガーナで お菓子に挑むどころか、人間の子供たちの悲しい現実を知る。
↓
他の国の子供たちは どうなのか 知りたくなった。
↓
それならまず 世界で子供が多そうな国に行こうと思った。
↓
その子供たちは どんな風に過ごしているのか?
↓
どんなお菓子を食べているのか?
↓
そいつに挑むことにした。
っと言うことで、中国では どうなることやら…。
続く