社交性の正体〜僕が積極的に話しかけるのは、僕がビビりだから。〜
話しかけてごめんなさい。
僕はビビりだ。
相手が何を思っているのか考え過ぎて
不安で不安でたまらなくなる。
無言の空間とかムリムリ。
被害妄想達が踊りはじめちゃうよ。
だから、みんなに話しかける。
社交的なんて言われるけど、
知らない人だと怖いから
知ってる人にしたいんだ。
話しかけないで、
嫌われているか分からないよりも
話しかけて、
嫌われているって分かる方が楽なんだ。
「社交的だけど人見知り」ではなくて
「人見知りだから社交的」なんだよな。
会話を楽しむなんて、僕にとっては射倖性。
誰かの反応に反応してオロオロ。
気を悪くしないようにフォローフォロー。
間を取り持つことが、僕にとっての社交性。
周りに気を遣ってる。遣いまくってる。
だけどそれは全部、自分のため。
優しくなんてないんだよ。
だから、僕を誉めないで。
取り扱い注意の小籠包。
ささやかな貢献という薄皮が破れ
皆を騙したような熱々の罪悪感が溢れ出る。
話しかけてごめんなさい。
気を遣ってごめんなさい。
こんなにも自分勝手な僕の言葉
聞いてくれてありがとう。
みんなが良い人に思えてくる。
僕に付き合ってくれている。
自作自演の学芸会が終わる頃には、
知らない人だった人はいなくなる。
僕の色眼鏡が変わっただけかもしれないけど
ともあれ、こうして僕にとっての
「怖い人」はいなくなるのです。
実際にその場で感謝を伝えてしまうと
どう考えても変な空気になりそうなので
いつも必死に隠蔽しているのですが、
聞いてくれてありがとう
これこそが僕のホンネであり
「社交性の正体」なのでした。
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