赤い傘~短歌【シロクマ文芸部】
赤い傘 私のじゃない その1本
取り違えたか カフェの傘立て
赤い傘 どこへ行ったの 見つからぬ
カフェの外にも もう姿なく
赤い傘 間違えられたその1本
置き去りにされ 寂しげに見え
赤い傘 一緒に帰ろう とりあえず
おいてけぼりの仲間同士で
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#シロクマ文芸部 に参加しました。一人で連歌(^^ゞ
実話です。
実際の舞台は、カフェじゃなくてうどん屋ですが。
好きだった赤い無地の傘を店の傘立てに入れておいたら、食事をしている間になくなってしまい、別の赤い傘が置き去りにされていました。
お店の人にその旨を伝えて、連絡先を渡し、とりあえず置き去りにされた傘をさして帰りました。
私の傘はとうとう戻ってきませんでした。
残されたのは朱色っぽい赤で、私の好きな赤とはちょっと違うのよね~と思いながら、そのまま結構長い間使っていました。
「私の好きな赤」の説明をしようと思ってパソコンで色見本を検索したら、眼がチカチカしてきたのでやめました(逃)
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【今日の見出し画像】canvaで作ってみました。