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日本初のプレーモデル構築指南書『サッカープレーモデルの教科書』

 来年の事を話すと鬼が笑うとはいいますが、カンゼン2021年最初の刊行は『サッカープレーモデルの教科書』(濵吉正則著、本体価格1900円、ISBN:9784862555731 )です!
 
 「プレーモデル」「プレー原則」「戦術的ピリオダイゼーション」など、最近ヨーロッパから入ってきた新しいサッカー理論に興味のある方に向けて、欧州のプロリーグで監督経験を持つ唯一の日本人指導者である濱吉正則氏が自らの指導理論を基にプレーモデル作成の‟掟”を伝授します。
 『サッカープレーモデルの教科書 個を育て、チームを強くするフレームワークの作り方』(濵吉正則 著、本体価格¥1900、ISBN:9784862555731、2021年1月6日発売)。

今回は本書の概要をお伝えします。

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書影はAmazonにリンクします
サッカープレーモデルの教科書
個を育て、チームを強くするフレームワークの作り方』
著  濵吉正則
ページ数 224
判型 A5判
本体価格 1900円
出版社 カンゼン
発売日 2021年1月6日
ISBN 9784862555731

近年サッカー界で話題の「プレーモデル」という言葉。
欧州のクラブで、プレーモデルは当たり前のように取り入れられているが、
日本ではプロクラブですらプレーモデルという文化が定着しているとは言えない。

本書では、グラスルーツの指導者にもプレーモデルの概念を理解できるような、まさに教科書です。

001-0073目次

【目次】

はじめに
第1章 なぜプレーモデルが必要なのか?
・プレーモデルとは何か。なぜ必要なのか?
・日本に足りないのは“自国のプレーモデル"
・「プレーモデル=型にはめる事」?
・育成面でのプレーモデル『時代遅れの選手を育成しないために』
・プレーモデルの持つ効果とは?
・プレーモデルの出発点は現代サッカーを知ること
・現代サッカーのモデルとなるチームは
・現代サッカーの各構成要素について考える
・現代モデルの選手とは何か?
・選手育成における成功の3要素とは?
・いかに選手の能力を見極めて発掘するか

第2章 プロクラブのプレーモデル構築法
・欧州クラブチームのトレーニングを視察して
・ハイインテンシティのトレーニング
・ダイナミックテクニック・トレーニング
・発見・誘導型のトレーニング
・欧州クラブチームのトレーニングからプレーモデルを読み解く
・ホッヘンハイムのトレーニング例
・トレーニング例1 ダイナミックテクニック1
・トレーニング例2 ダイナミックテクニック2
・トレーニング例3 3対1+2対1+GK
・トレーニング例4 GK+6対7+4対3+GK → 11対11
・トレーニング例5 8対8+4フリーマン
・トレーニング例6 ダイナミックテクニック(リレー形式)
・トレーニング例7 9対9+4フリーマン+2GK
・トレーニング例8 GK+2対2+6対6+2対2+GK
・トレーニング例9 GK+9対9+2GK+2フリーマン 3ゴールゲーム
・トレーニング例10 4対4対4+6フリーマン
・トレーニング例11 切り替えを意識した2対1~3対3

第3章 実際のプレーモデル構築法
・プレーモデルに従ったチーム作りとは
・プレーモデルに影響を与えるものとは?
・現代サッカーの特徴とトレンドを考慮する
・シーズン途中に監督に就任した場合に、プレーモデルをどう作っていくか?
・プレー原則をつくるには?
・プレー原則の持つ効果
・プレー原則を身につけるためには
・プレーモデルに従ったトレーニングは今までの古典的なトレーニングとは何が違うのか?
・トレーニングを継ぎ接ぎにしない
・シュートチャンスの作り方における意外性と驚き与えるプレー原則の例とトレーニングメソッド
・プレー原則を身につけるために有効な「発見誘導型トレーニング」
・トレーニングの原則
・集団としての意外性を発揮するために
・メソッド以上に大切なこと
・日本人はなぜ1対1に弱いと言われるのか
・「完璧主義」の幻想
・九州産業大学プレーモデルとトレーニングについて
・ミクロサイクル(週間トレーニング)の考え方
・曜日ごとのトレーニング内容【動画あり】

第4章 ダイナミックテクニックとは?
・ダイナミックテクニックを知る
・ダイナミックテクニックはなぜ必要なのか?
・プレー原則とダイナミックテクニックの結びつき
・ディテールをどう分析しトレーニングしていくか? 日本に足りない論理的な技術指導
・指導の中でのディテールとは?
・ダイナミックテクニックのトレーニングデザイン
・ダイナミックテクニック1 スクウェアパス1【動画あり】
・ダイナミックテクニック1 スクウェアパス2【動画あり】
・ダイナミックテクニック2 フェイントから突破→リターンパス
・ダイナミックテクニック2 ドリブル・スクリーンターン
・ダイナミックテクニック3 パス&コントロール(ターン)【動画あり】
・ダイナミックテクニック3 パス&コントロール(スクリーン・ターン)【動画あり】
・ダイナミックテクニック4 六角形パス(3人目のパス)【動画あり】
・ダイナミックテクニック4 六角形パス(ターンからのパス)
・ダイナミックテクニック5 3人組のコンビネーション【動画あり】
・ダイナミックテクニック6 コンビネーション~ゴールまで
・ダイナミックテクニック7 3人目のパスからターン1【動画あり】
・ダイナミックテクニック7 3人目のパスからターン2【動画あり】
・ダイナミックテクニック8 色違いビブス/パス交換【動画あり】
・ダイナミックテクニック9 ゲーム形式(1対1+1対1+2GK)【動画あり】
・ダイナミックテクニック9 ゲーム形式(1対1+2対2+2対2+1対1+2GK)【動画あり】

第5章 プレーモデル作成問答
おわりに

001-0072はじめに

001-0074のコピー

008-051_0101のコピー

052-087_0201のコピー

052-087_0218のコピー

試し読み

はじめに

プレーモデルで選手のクリエイティビティは失われるのか?

プレーモデルを作る意味。「動きのコミュニケーション」の可視化

日本代表をも粉砕した男、ヒディンクも披露。プレーモデルとは何か?

オシムにもバルセロナにも影響を与えた。欧州に広がるプレーモデルの概念

“プレー原則”とは何か? 局面ごとの最適なプレーを知る

「動きながらの技術」はサッカーに必要不可欠。技術と戦術をつなぐ“ダイナミックテクニック”とは

実戦でテクニックが活きる!パス&コントロール(ターン)【トレーニング動画】

動きながらの技術を養う!色違いビブス/パス交換 【トレーニング動画】

「共通理解を持ってサッカーをする習慣がありますか?」興國高・内藤監督と考える“プレーモデル在り方”とは

『プレーモデルの教科書』発売記念セミナー開催!

著者プロフィール

濵吉正則(はまよし・まさのり)
1971年7月5日生まれ 兵庫県出身 UEFA PRO COACHING DIPLOMA 九州産業大学サッカー部監督 大阪体育大学卒業後1995-99年にスロベニアへコーチ留学。リュブリアナ大学体育学部在籍中、スロベニア代表に帯同しながら、NK JEZICA、NK DOMZALE、HIT GORICAなどでU10やU18などで下部組織の監督を務める。帰国後は柏レイソルU-18監督、名古屋グランパスU15監督、名古屋グランパス、徳島ヴォルティス、ギラヴァンツ北九州などでトップチームコーチやスカウトを務める。UEFA PRO COACHING DIPLOMA(UEFAプロ コーチングライセンス)を2003年に取得。2016年にSVホルン(オーストリア)の監督に就任すると、 3部リーグ優勝、2部リーグ昇格を果たし、欧州のプロクラブを率いた初めての日本人として注目される。現在は大学サッカー部を務めながら、指導者向けのセミナーを行なっている。


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