学ぶ技法を学ぶ術 柴村直弥初の著書『フットボーラー独学術』とは?
時折、『フットボール批評』でも筆を執って頂いている柴村直弥氏の初の著書が発売となります。
『フットボール独学術 生きる力を自ら養う技法』
というタイトルでその異色のキャリアを歩むフットボーラー柴村直弥 氏のキャリアを振り返りつつ、キャリアのメイク術とも呼べる一冊です。
サッカー業界の様々な仕組み、流れを紹介しながら、サッカー選手として、そして引退後、社会で生きていくための技法
を公開します。
巻末にはワンクラブマンとしてキャリアを終えた中村憲剛 氏との中央大学の先輩・後輩対談でもある「キャリアメイク術対談」も収録です。
発売日をぜひお楽しみにお待ちください!
書影はAmazonにリンクします
『フットボーラー独学術
生きる力を自ら養う技法』
著者 柴村直弥
ISBN 9784862556189
ページ数 336
判型 46
定価 1870円 税込
出版社 カンゼン
発売日 2021年10月18日
著者の柴村直弥は小学生の頃から自ら学ぶことを習慣化し、プロサッカー選手への道を切り開いていった。
選手としてそこまで特徴があったわけではなかったにもかかわらず、UEFAヨーロッパリーグ、AFCアジアチャンピオンズリーグ出場を果たせたのは、語学などサッカースキル以外の「学ぶ技法を学ぶ術」を持っていたからだ。
本書ではサッカー業界の様々な仕組み、流れを紹介しながら、サッカー選手として、そして引退後、社会で生きていくための技法を公開する。
目次
はじめに
1章 プロ以前
学ぶ 勉強の習慣化
試す 成功体験の仮説と検証
知る 身体の発達に即したセルフトレーニング
コラムⅠ 極度の人見知りだった中学生時代
積む 取り組むことで生まれる成果
組む 大学の単位の取り方
馴染む 寮生活のススメ
磨く アルバイトのスキル
分ける 自己評価と他者評価の違い
コラムⅡ 地元に帰った熊本のとある選手
知る Jリーガーになるまでの仕組み
辿る 柴村直弥の場合Ⅰ(プロになるまでの流れ)
知る スカウトの目に留まる方法
知る プロサッカー選手になるまでの支出
2章プロ最中
知る 契約形態の仕組み
知る 初めてのプロ契約時の収入
知る プロ契約したあとの収入
売る 欧州クラブへの売り込み方
辿る 柴村直弥の場合Ⅱ(欧州のクラブとの契約までの流れ)
作る 売り込み用プレー映像の作り方
話す 語学の勉強方法
話す 海外で現地の言葉を覚える意味
コラムⅢ ロシア語で回避できた「アゼルバイジャン危機」
理解する 日本と海外の違い
伝える 求め過ぎない自己主張
考える 価値観の違い
理解する 見えている景色
コラムⅣ プレーの場所を失ったウクライナ人
辿る 柴村直弥の場合Ⅲ(ビザ取得、ITC手続き完了までの流れ)
馴染む 環境への適応方法
理解する フラットな先入観の持ち方
積む 感覚に辿り着くための方法
備える 初めてのポジションへの対応策
考え直す セオリーの再解釈
辿る 柴村直弥の場合Ⅳ(直面したクラブ消滅の危機)
瞑る 思考のコントロール方法
書く SNSとの付き合い方
3章プロ以後
考える 「セカンドキャリア」とは?
関わる 「サッカー村」以外との交流
繋がる プレーの課題解決のためのインターンシップ
見つける 「程度」の洗練
書く 「する側」の気持ちがわかる執筆業
解く これまでのスキルが活きる解説業
結ぶ 共通点があるからこその架け橋役
コラムⅤ サッカーができないウズベキスタンの少年
続ける 「総決算」社会人サッカー
キャリアメイク術対談 柴村直弥×中村憲剛
おわりに
サンプルページ
第1章 プロ以前
第2章 プロ最中
第3章 プロ以降
キャリアメイク術対談 柴村直弥×中村憲剛
著者プロフィール
柴村直弥(しばむら・なおや)
1982年9月11日生まれ、広島県出身。広島皆実高校2年時に全国高校総体優勝。中央大学卒業後、アルビレックス新潟シンガポールを経てアビスパ福岡でJリーグデビューし、徳島ヴォルティスでは主将を務めた。ラトビアのヴェンツピルスに移籍した2011年に日本人として初めてラトビアリーグ、ラトビアカップの2冠を達成し、UEFAヨーロッパリーグに出場。ウズベキスタンのパフタコールでAFCアジアチャンピオンズリーグに出場し、ポーランドのストミール・オルシティンでプレーしたのちに当時J1のヴァンフォーレ甲府に移籍。
現在は一般企業のコンサルティング業務や外資系企業とのビジネス業、サッカー解説、執筆、講演などをこなしながら、プレーヤー(東京都社会人リーグ1部SHIBUYA CITY FC)としても活躍。
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