今日のアウトテイク#55「Z世代は果たして怠惰な労働者か ほか」【メンバーシップ特典】(2024-01-12)
<アウトテイク>
・SNSに投稿する前の推敲(もしくは配慮)なしのメモ
・投稿せずに、いや、やっぱりやめておこう、と思った殴り書き
・ブログ記事として仕上げる前の思索の断片、または下書き
・一部、筆が乗ってきて文字数多いのもあり〼
・たまに過去に書いたネタを展開する場合も
・要するに「伊藤の現在地点」
※noteメンバーシップ「Beyond the Coworking 〜移働の時代〜」に参加いただくと有料記事も全文読めます。
※読んで面白かったらぜひシェアくださいまし。
世代交代は粛々と。
#今日のBGM
1969年の今日、この歴史的アルバムがリリース。
#今日のコトバ
#モバイルオーダーもカスタマイズできる
シラナカッタ。
たまに、マクドナルドをモバイルでオーダーして店でピックアップするのだけれども、いつもミルクと砂糖とかき混ぜ棒(というのか?)が要らないのに入ってて、それがカフーツにずいぶん溜まってきてた。
ところが、アプリをよく見たらコーヒーのところに「カスタマイズ」というボタンがある。
これをタップすると、あらま、「ブラック」を指定できるじゃあ〜りませんか。
知らなかったのはぼくだけ?
#自律分散的につながるコワーキングのネットワークが理想
日本中のコワーキングをつないでひとつのネットワークを作るのは賛成。
ただし、どこかの誰かがプラットフォームを設えて、そこが中央集権的に全体をオーガナイズするのは違うなぁ、と思ってる。
それよりも、めいめいが自律分散的に参加し、参加者同士がネットワーク上で任意につながり、指示されなくても目的を共有すれば、自然に役割分担して行動に移す共同体であることが望ましい。
いわゆるDAO(Decentralized Autonomous Organization)=「分散型自律組織」がそれにあたるのかなと思うが、コワーキングの本質には適ってると思う。
昨年からカツドウしている関西圏のコワーキングを訪ねてつなげる「コワーキングデイ2024」は、あくまで参加者(コワーキングとコワーカー)自身が毎月の当番になって自律的にコンテンツを構成して参加者を募る方式だ(今のところ)。
ぼくは、こういう「バンドやろうぜ」的なノリが大事だと思っていて、その指にたかる人全員がそのイベントを楽しく意味あるものにする主催者(主宰者)という役割を、意識するかしないかは別だが、担っていると思っている。コワーキングツアーもそういう考えで始めたし。
ちなみに、コワーキング協同組合が予定より遅れに遅れて開発している、全国のコワーキングのイベント情報を共有し、収益を再分配するスマホアプリは、その思想の上に乗って企画している。みんなで参加して、みんなで作り、利用して、果実を分け合う←ま、これは、うちが組合であることも大きい。
あともう少しで、α版がリリースできそう。どうか、いましばらくお待ちを。(以上、お詫び)
#ペルーで3,000km走って地上絵を描く男
プロGPSランナーの志水さんが、西宮から明石に走って向かう途中、カフーツに寄ってくれた。
昨年は台湾を一周した志水さんだが、今年は4月からペルーを約90日間かけて3,000km走って、人類史最大の「アルパカ」の地上絵を制作するそう。ひえ〜、スケール、デカすぎ〜。
詳しくはこちらを。
で、クラファンも開催中。
こんな感じだそうです。スゴイ。
聞けば、北欧の某企業とのスポンサー契約の話も進行中とのこと。そら、こんなぶっ飛んだ企画、ほっとかへんでしょ。
ついでに、宇宙船から地上絵を写してくれる宇宙開発事業者を募集したらどうかと、また思いつきで提案した。NASAあたりが乗ってくれないかな。
ということで、みんなで応援しませう。
#日本って、こんな国だったっけ?
今日、ちょっと気になって読んだTweet。どうやら外国の方らしいが、達者な日本語で、能登半島地震で感じたことを書いておられる。長いが、よかったら一読を。
ぼくも1995年に阪神淡路大震災を経験している身ではあるけれども(正直、テレビのニュースを見てると体の奥からゾワゾワしてくる)、ここで事細かくコメントするのはやめておく。が、以下の段落以降のくだりは思い当たるフシがある。
それぞれがそれぞれの意見を言うのはいい。しかし、渦中にいる人たちに対してあまりにも敬意がない発言をしばしば目にする。それがSNSだと言ってしまえばそれまでだが、こんなにも露骨に人間のイヤ〜なところ見せつけられるとさすがにゲッソリする。
で、「能登がある加賀・越前は、一向宗の「百姓の持ちたる国」の伝統で、日本のなかでも取り分けコミュニティが強い土地柄だと聞いている」のところで、ふと思った。この有様を宮本常一が見たら、一体、何と言うだろう。
「日本って、こんな国だったっけ?」という問いにどう答えるべきか。祖先はもっと思いやりのある共同体だったと思うのだが。
それと蛇足だが、「備えあれば憂いなし」。これだ。いつまた、列島のどこに地震が起こるか、油断できない。日頃からこういうとき、どう行動するか、あらためて確認しておきたい。
#Z世代は果たして怠惰な労働者か
もしかするとそれと同根かもしれないが、これも目についた。興味が湧いたら、例によってDeepLで自動翻訳して読んでみて。
女優のジョディ・フォスターが、Z世代を職場において「迷惑な存在」と呼んでいて、「権利意識が強く怠惰な労働者として知られるようになったZ世代」をキビシク批判している、という記事。
もう61歳になるんですねぇ…(遠い目)。
これがTwitter、じゃなかった「X」か、ペケ、で拡散されたらしく、賛同を得ている様子。文法を無視したメッセージのやりとりは、この時代の人にはストレスだろうなぁ。
かく言うぼくもそうだ。助詞の使い方がまるでなっていないテキストを読むとアタマ痛くなる。たぶん、話し言葉そのまんまで書いてるからだろうと思うが、そこにちょっとした読み手への心配りがないのが、なんとも切ない。
オモシロイのは、その後の展開で、ネタ元のBusiness Insiderは「多くの若者が従来の仕事や9時から5時までのルーティンワークに不満を表明し、時には反発を招き、以前の世代ほどハードワークを厭わないとは思わない、という考えを定着させている」としているが、これに対して、Z世代は「こうした認識は的外れだ」と言ってるらしい。双方に言い分があるわけで。
この人は、働くために生きてるんじゃない、生きるために働いてる、とTikTokで言ってて、それはそのとおり。
これについたコメントでは、視聴者が連帯感を示し、労働文化の改革が必要であることに同意してるみたいだが、これがまた飛び火して多くの人に嘲笑される始末らしい。やれやれ。
古い世代に異を唱えるのは古今東西、いつでもどこにでもあることだ。むしろ、そういう世代交代、新陳代謝がない方がアブナイ。極東のどこかの島国みたいに。
と読んでたら、最後に、「Z世代は年配者よりも有害な職場文化に抵抗があり、より公正な職場文化を促進するために組合活動を主導するZ世代もいる」と報じられてる。へ〜、組合か!あー、でも、このへん、前の方で書いた自律分散型世界をイメージしてるのかもしれないな。
それには、オッチャンは賛成するゾ。
助詞さえ、ちゃんと使ってくれれば。
ということで、今日はちょっと風邪気味なので、このへんで。
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