見出し画像

【後払いOK】書くことで自分を再発見するということとそれを継続するコツ:今日のアウトテイク#409(2024-12-31)

※この記事は有料ですが、最後まで無料で読めます。ただし、全編お読みになってからお支払いいただくことは自由です。もしよかったら、購入ください。よろしくお願いします!

<アウトテイク>
・SNSに投稿するのではなく、これを自分SNSとした投稿
・記事として仕上げる前の思索の断片、または下書き
・一部、筆が乗ってきて文字数多いのもあり〼
・たまに過去に書いたネタを展開する場合も
・コワーキング関連のネタが多め
・要するに「伊藤の現在地点」
・1ヶ月ごとにKindleでコラム集にまとめていってます

※今年一年、ご愛読いただき有難うございました!

■このnoteをまとめたKindle本のVol.1、発売中です。


#今日のBGM

#今日のコトバ

"世界は美しく、人生は甘美だ。"
(ゴータマ・シッダールタ)

#受講者募集中〜<Ex拡張版>「コワーキング曼荼羅に学ぶローカルコワーキング開業運営講座」

クリックすると講座のページへ

経済産業省の認可法人であるコワーキング協同組合は、地域に根ざしたコワーキングスペースの開業・運営ノウハウを体系的に学ぶ『コワーキング曼荼羅に学ぶローカルコワーキング開業運営講座<Ex拡張版>』を2025年1月より開講します。

今回はこれまでの講座をさらにパワーアップしての全7回。さらにマンツーマンのコーチング付きのコースを設けました。

理論は判ったけれども、ではどう実践すればいいのか、という方もおられると思い、月に一回のZoomでのコーチングと、それに加えて随時、チャットで、主にコンテンツマーケティング、ブランディング、コミュニティ運営、イベント企画、等々、コワーキング運営上のよろず相談ごとに対して、個別にアドバイス、コーチングします。

単なる作業場ではなく、地域の人々の多様な活動と交流を支える「まちの拠点」としてのコワーキングスペースを実現したい方は、こちらをご確認の上、ぜひ受講ください(↓)。

クリックすると講座のページへ

#書くことで自分を再発見するということとそれを継続するコツ

毎日、(忘れなかったら)書いてるものに「モーニングジャーナル」がある。ノートはオレンジの表紙のほぼ日方眼ノートB5版。

今年の6月にもそのことは書いてるが、2019年9月10日からはじめて5年余りになり、今、7冊目。

何をやるかというと、毎日同じ時間に、書く時間も決めて、文章の巧拙は考えず、思いついたまま、その時の感情のまま、以下のことを書く。

・自分が嫌だと思ったこと
・嬉しかったこと
・気になっていること
・辛かったのに我慢していること
・実は後悔していること

ただし、こういうルールがある.

・過去に起きたことではなく、今そのときに感じていること
・客観的な事実ではなく、あくまで主観的な感覚・感情
・人に絶対見せない

つまり、内省の時間だ。こっ恥ずかしい告白でも何でもいいから書いていく。ときには怒りもぶちまけるし、泣き言も書く。←これ、多い。

白状すると、続けているうちに毎日同じ時間ではなくなってるし、過去のことも思いっきり書いてしまってる。もう日記に近い。ジャーナルって記録のことだから別にそれでもいいと開き直ってる。でも、おかげで続いている。

6月にも書いたが、これを書くことで、思いついたアイデアのひとり壁打ちできたり、備忘録になったり、自分に言い聞かせたり、褒めてやったり、逆に叱責したり、あるいは叱咤激励したりして、その日のカツドウをモチベートしている。

ただ、オモシロイのは書こうと思って書き出したことから、徐々に脱線していって、別の発想が生まれること。手が動くに従って、勝手に言葉が出てくる。つまり、自分を再発見する。あれは不思議だが、手を動かすことで脳が活性化されるらしい。

続いていると言えば、この「今日のアウトテイク」もそう。昨年の11月19日から書き始めて、なんと、今日で連続409日、続いている。思いついたらいろいろやりたがる飽き性なぼくがここまで続けられているのは、あえて完全を目指さず、尻切れトンボでもヨシとして公開することにしたから。

そのことは、1年経過したときにここにも書いてる。

当初は、だから、ホントに断片しか書いていなかった。それで、ソロソロと続けることができた。

そのリズムを崩さないようにしているうちに、少しずつ長いものも織り交ぜるようになり、最近は書くテーマが多様になるに連れ、背景から入ったりするのもあって、ご覧の通り昔のように長文化している。が、まあ、スタイルが変わっていくのも趣向のひとつだ、ぐらいに考えている。

実を言うと、このブログを1本書くのに4時間はかかってる。最短でも3時間。そういえば、その昔、モノ書きが一日に書けるのは4時間が限界、とローレンス・ブロックだったか言ってた。賛同する。それ以上は無理。

ただ、書くのに時間がかかるのは、ただ書きとめているだけではなくて、書きながら考えているから。考えながら書いてると、予定していなかった展開になったり、思いもしなかったオチへとたどり着いたりする。これまた、不思議。

だから、書き終わるまで何ができるか自分でも判らない。何が出てくるか自分でも楽しみ。それがあるから時間がかかっても考えながら自分で書く。

それって、実は、アタマのどこかにすでにあるのだけれども、書くことだけに集中していると、それに気づかなかったりする。

ぼくは、このnoteに関しては、書いてから推敲はしない(当たり前だが、仕事で受けてる場合は思いっきりする)。その代わり、書きながら、同じところをあーでもないこーでもないと書き換えたり、別の言葉に置き換えたり、わざと文体を変えたり、順番入れ替えたり、足したり引いたりする。いわば、書きながら推敲している。いや、推敲しながら書いてる、か。

なので、時間はかかる。かかるけれども、この手順で書いてると、「あ、そうか」という瞬間が訪れる。そうそう、思ってなかった展開がやってくる。再発見する。

これを、今読んでる『文章は、「転」。』で、著者の近藤康太郎氏はこう書いている。

文章を書くという営みを真剣に繰り返せば、「自分の考えてもいなかった地点」へと、自分自身を運ぶことになる。文章とは、導きの糸です。

さっき、ぼくがくどくどと書いてたことと同じことを言ってる。思わずここに赤線を引いて「あるある」と赤ペンした。そして、こう続く。

自分の、考えていること、感じていることを、文章に書くのではない。逆です。文章を書くことによって、自分の考えていたこと、感じていたことを知る。
文章は、終わってから、始まる。

そこに「起承転結」の「転」があると。で、これこそがAIの書けない領域であると。なぜなら、この「転」を迎えられるのは筆者自身だけだから。もちろん、ここも赤ペンした。

で、こうつなぐ。

文章とは人格のこと。「文は人なり」とは、そういう意味なんです。転とは、人格です。人柄が出てしまう。

はい、赤ペン赤ペン。

ぼくも、毎日、書いてきてそのとおりだと判る。まさに、書いてるものがその人を表現している、と判る。人格、すなわちその人の感じ方、考え方が、文章に滲み出てくる。

ところで、続けることについて参考になった、というか気が楽になってやってみる気になった本を紹介して終わろうと思う。一冊は以前も紹介したこれ。

この本では、続けることは「仕組み」がすべてで、目的意識とか気合とか効率とか理屈ではなくて、考えなくてもできてしまう「仕組み」を作っておくことだと言ってる。つまりルーチンにしてしまう、てことかと。ぼくのこのnoteもそんな感じだからできてると思う。

それには、やることを小分けにして取り掛かること、それと何より、絶対に続く究極のやり方は「毎日やる!」、これだけと言ってる。これにはヤラれた。当たり前過ぎて抗弁しようがない。なら、やるか、となる。

もう一冊はこれ。

この方は、執筆、絵描き、作詞・作曲、それに自殺志願者の相談役「いのっちの電話」などを20年以上も続けている多才な人だが、「才能は継続することでしか示すことができない、そこでやめてしまったら終わり」と言い、「才能=継続」、つまり続けること自体が才能だと言ってる。

毎朝4時に起きて10時ぐらいまで執筆。原稿用紙50枚を毎日書くんだそう。すごい。あ、でも、やっぱり4時間だ。10時から15時までは絵を描く。そのあと18時ぐらいまで音楽。この順番で毎日。

で、坂口氏の継続できるコツは、「二度と同じことを繰り返さないこと」と「嫌になった途端に、すべて止めること」の2つ。え?止めるの?

井上氏は「毎日やる」と言ってるし、坂口氏は「やめてもいい」と言ってる。どっちやねん、と思うだろうが、ただ、坂口氏はこうも言ってる。「自分が得意な方法だけやる。自分が得意な方法が何なのかを知れば、どんどん継続できます」。

「仕組み」にしろ「得意な方法」にしろ、それを見つけるまで時間はかかるかもしれない。でも、ひとたびパターンを掴んだら、あとはそのリズムに乗るだけだ。ぼくもそうだった。やってみる価値はあると思う。

さて、この「今日のアウトテイク」も次の年を迎える。この調子で行けるところまで行こうと思う。たぶん、またスタイルが変わったりするかもしれない。でも、書くことで自分を再発見できることが判った。それをやめるのは、勿体ない。

あ、そうそう、Kindle化がまた遅れてるので、年明けから頑張ります。しばし、お待ち下さい。

#cosacが3ヶ月無料お試しキャンペーン中

コワーキングスペースのイベント情報の共有と収益の再分配を実現するアプリ「cosac」が、ただいま、「アカウント取得後3ヶ月無料お試しキャンペーン」を実施中です。

コワーカーの小さな行動がコワーキングスペースを、そしてコワーカーのカツドウを支援するアプリ「cosac」。ぜひ、コワーキングスペースの運営者の皆さんに、ご利用いただきたいと思います。

まずは、上記のページからアカウント登録をお申し込みください。
よろしくお願いします!

ということで、今年はこのへんで。
また、来年もよろしくお願いします!

※この記事は有料ですが、最後まで無料で読めます。ただし、全編お読みになってからお支払いいただくことは自由です。もしよかったら、購入ください。よろしくお願いします!

↓ ↓ ↓ ↓ ↓

ここから先は

0字
この記事のみ ¥ 300
期間限定!Amazon Payで支払うと抽選で
Amazonギフトカード5,000円分が当たる

最後までお読みいただき有難うございます! この記事がお役に立ちましたらウレシイです。 いただいたサポートは今後の活動に活用させていただきます。