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書くことが好き? 今求められる問いかけ
いつしか「書かなければならない」になっていたんじゃないか。初めは「好きで書いていた」のにだ。そういう時は初心に戻る。投稿するために毎日詩を書く。それはもう「好きで書いている」のか「書かなければならない」のかどちらかわからない。初心に戻る、初心を思い出す、ことによってなんとか好きでいられる。たまに詩を書くことを休んで、こうしてnoteとか書くと、気分転換になる。
小さい頃から表現するのが好きだった。特に絵が好きだった。作文も好きな方だったが、文学少年ではなかった。どちらかというと、理系で、理系のわりには国語の点数はよかった。やがて音楽や写真などをやり始め、自分を表現できるものならなんでもよかったに違いないが、詩ほど自分を表現できる芸術はない。写真など「自分を消せ」と言われていたぐらいだ。書くことは好きか? 文学は好きか? と問われると答えに困ってしまう。何かを表現するのが好きなんだ。もちろん詩を書くことは好きだ。読むのも好きだ。自分を表現するのに詩を選んだのはなぜだったか、音楽もだめ、写真もだめ、イラストもだめ、もう私には詩しか残されていなかったのだろう。だめだった理由は、よく覚えていないが、若き日の社会性の欠如だったろうか。
詩を本格的に書き始めた日はよく覚えている。2022年の暮れ、2023年が始まろうとしているまさに年末のゆったりした日だった。初心に戻るとはこの時期のことである。私は昔に詩を書いたことがあって、決して初めて詩を書いた(学生の授業時は除いて)2013年だったか2014年のことではない。
(当時書いていた詩を参考までに載せておきます。よかったらご覧になって下さい。)
(最近書いた詩も載せておきます。よかったらご覧になって下さい。)
その時は認められたいだなんて思っていなかったんじゃないか。無心にただ好きで書いていたんじゃないか。楽しかったんじゃないか。思い出すと、「書かなければならない」なんてなかったんじゃないか。「書かない」、「休んでもいい」、が書くことに、ずっと続けることに繋がっていくのではないだろうか。好きでいられるのではないだろうか。
書くことが好き? 自己肯定感の低い私は「まあ、好きな方です」と答える。