眼科学 移植・再生医療
角膜移植が必要な疾患
円錐角膜:角膜が薄くなり不正乱視
水疱性角膜症:角膜の浮腫
角膜白斑:角膜炎などの治療後に混濁が残存
化学外傷:薬剤が目に入り生じる
角膜潰瘍→穿孔
SJS:全身性疾患
角膜移植手術
①全層角膜移植術:内皮まで障害されている場合適応
②表層角膜移植術:内皮を残し、上皮と実質のみ移植
③角膜内皮移植術:内皮細胞シートを作成して移植
デスメ膜のみを移植するDMEK術式も存在 こちらのが拒絶反応起きにくい
④角膜輪部移植:輪部に存在する角膜上皮幹細胞を移植し、回復を図る
体性幹細胞移植である
自己移植
親族移植
アロ輪部移植
⑤培養上皮移植
羊膜上に輪部を培養して角膜上皮シートを作る
近年は口腔粘膜上皮を用いての上皮シート作成が検討されている
⑥人工角膜の移植
幹細胞を含んだ人工角膜を開発中
人工角膜と生体のシナプス接続は成功している
以下参考
水晶体の発生
前脳部突出→上皮をレンズプラコードに誘導→レンズプラコードが水晶体に
C値:細胞内のDNA総量
心臓以外のほぼすべての臓器、器官を再生できるイモリはヒトの80倍のC値を持つ
この点から再生医療のヒントとなると考えられている
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