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大切なのは具体的な目標です。

何かを行動する時に、様々なタスクがある場合は、そこに優先順位を付けると思います。もちろん結果を出すには努力をすることが大前提です。しかし闇雲に努力をすれば達成するというわけではありません。結果を出すプロセスとして、


優先順位の付け方というのは、かなり大きな比重を占めていることを知らない人って結構いるんです。


優先順位というのは、結果を逆算した時に、真っ先に手を付けなければいけないものが、一番先に取り掛からなければいけないものです。ですが優先順位の意味と目的が分からない人は、自分がやりたいことを最初に持ってきてしまう傾向が強い訳です。
自分の興味があるものを、早く手を付けたい気持ちは分かります。しかし、その手を付ける基礎が備わってないのにやりたいことに手を付けたとしても、


それは途中で挫折するか、手を付けたことに満足して終わるわけです。


優先順位の付け方が分からない人は、この考え方を基にして分類すると良いと思います。
具体的には、「重要かつ緊急なもの」「重要だが緊急ではないもの」「重要ではないが緊急なもの」「重要でも緊急でもないもの」の4つに分けると良いです。表に表すとこんな感じです。一般的に時間管理のマトリックス表と言います。


時間管理のマトリックス表

これは一般例ですが、自分自身の時間管理を4つの概念で分類してみると、何から始めれば良いのか分かりやすくなります。ここで気をつけなければならないのは、表を上手に作成することではありません。


自分の目標から逆算して導き出せるのかが大切なわけてす。


きちんと分類が出来ないのは、自分自身の能力の問題というよりも、目標が具体的になっていないからです。具体的になってないから、逆算して考えられないし、分類も出来ないということになります。例えば、「楽して稼ぎたい」という目標を立てたとしましょう。しかし稼ぐ手段と言うのは沢山あるわけです。手段が多岐に渡ってしまうと、逆算は愚か、分類も難しくなるわけです。そうなると、


どの分野で稼いで行くのかということが必要になるわけです。


自分の身近な分野で考えてみましょう。例えば自分の立場がヒラだとします。その場合、組織にもよりますが、リーダー、主任、係長、課長、次長、部長、取締役、社長というそれぞれの役職がある訳です。では自分が「課長になる」という目標を具体的に立てたら、課長の給料がどれくらいで、その組織による課長になる要件はどのレベルかなど、具体的に分かってきます。そうすれば、


その中での分類はしやすくなります。


具体的にイメージ出来ないものというのは、その時点で達成する確率を下げているものであり、そこが具体的にならなければ、いくら勉強したとしても身になることなんてないんです。
具体的な目標。そして優先順位を正しく行なう。


これが出来て、はじめてスタートラインに立てたと言えるんです。

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