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9歳娘が9歳レベルの日常英語力を習得し、英語力で抜かれた日

noteが1年ぶりになってしまったので、この1年での出来事と
娘の英語力の変化、そのために何をしてきたかを一気に振り返りたいと思います。

かなりプライベートな内容も含むため、本当に関心のある方にお読み頂きたく、有料にさせていただきます。
その代わり、まるで中国広州に駐在しているかのような追体験をしていただけるとともに、娘がこの1年どんな風に成長し、英語に取り組み、大怪我もありつつ乗り越えてきたか、親である私は何をしてきたか。
小学校低学年の子供を中国でインターに通わせたらどうなるか、を、感じていただけるような内容になっているかと思います。

本記事は無断転載・転用禁止とさせていただきます。

娘ちゃんのもともとの性格

最初に娘の性格を改めて振り返ると、
保育園時代はずーーーっと制服を着るのを嫌がり、
そのくせ卒園式ではみんなが長袖制服を着用しているのを見て機嫌を損ね、
あんなに練習したのに、本番、園長先生の前に行って卒園証書を受け取って将来の夢を言う、
という時に1人だけその場から一歩も動かず、園長先生が娘の前まで出向いてくれて
その場で一言も喋らないまま証書を受け取る、というような強者。
(ちなみに当時の夢は、大道芸人。 人前に立てないくせになぜ大道芸人、、、)

極度の人見知り、場所見知りで、自分から習いたい、と言った習い事なのに
入り口から入っていけず、30分も1時間も説得を続ける、みたいな謎の修行も多々。
何度、無意味に娘を怒鳴り散らしてしまったことだろう、、、。

そんななので、小学校に入っても、自分から1人で学校に入っていくはずもなく、結局学校まで付き添い、門でも離れず、下駄箱で押し問答しているうちに担任の先生が助けに来てくれる、、、みたいなことを続けていました。

そんな一癖も二癖もある娘ちゃんなので、小1の12月末に日本から中国広州に
移住してきた時、一番心配していたのは娘が学校に馴染めるかどうか、でした。

街は中国、学校はインターで英語になる上、乗り物酔いもあるのにバス通学。娘の前ではどーんとおおらかポジティブに構えていたけど、内心は本当に気が気ではなかったのを今も覚えています。

結論から言うと、親が拍子抜けするぐらいあっさりと、それはもうあっさりと、制服を着て、スクールバスに乗り込み、すーーっと学校に馴染んだのでした。

魔法にかかったか、夢でも見ているのかと思ったよ。
いや、今でもそんな気分。

初の海外生活になかなか馴染めないのは、むしろ私のほうだった。苦笑

そんな日から、早2年近く。
ついに、この日が来た。

娘に、英語力で、抜かれた。

親という立場に娘がしてくれて、いつかこんな日がくるものかとうっすら思っていたこと。
そう、それは、娘に追い抜かれるという体験。

はっきり意識はしていなかったからこそ、いざそれに直面すると、悔しさとも嬉しさとも言い表せぬ、それでいて強い衝撃とも拍子抜けとも言える、人生で初めての感情が渦巻いたので、noteに残しておきたいなと思い、筆を取りました。

2023年12月 インター入学10ヶ月でEAL卒業

中国でインターに入学してから10ヶ月。Y3(日本では小2)8歳の時、娘は、EALから卒業した。

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