片づけがうまくいく「心の整理術」
本日は、発想の転換で片づけがうまくいく「心の整理術」をお伝えします。
発想の転換をするだけですので、誰にでもすぐにできます。
それでは、早速お伝えします。
精神分析学者のフロイトが言いました。人が行動する動機には「苦痛をさける」ことと「快楽を求める」2つがあると。
では「苦痛」を避ける欲求と「快楽」を求める欲求とでは、どちらが強い欲求なのでしょうか? それは「苦痛をさける」ことです。
なぜならば、人は、とにかく嫌なこと、面倒なことを避けようとします。そして、できれば楽な方を選びたいと思うからです。
それでは、具体的に説明します。
「散らかった部屋の片づけようとしない人」の心の中を見てみましょう 」
1,散らかった部屋を見て片づけたいと思う
2,次に、片づけをしている場面を想像
山積みになった書類、タンスの服もたたまなきゃ
寝室もモノが散らかっている・・・片づけると疲れるだろうなあ・・・やっぱり面倒くさいなあ・・・・
「今日は止めよう明日かたづけよう!」と片づけが苦痛だと感じて避けてしまいます(苦痛を避けたい) すると
3、よし!それではYouTubeでも見よう(快楽を求める)
楽しい事を選んでしまって、片づかない毎日を送ってしまいます。
それでは、「片づけがうまくいく心の片づけ方」とはどうすればいいのでしょうか? 答えはカンタンです。「散らかった部屋で起きた困った経験」を思いだせばいいのです。
かんたんに説明します。
あなたも自分の部屋を思いだしながら「片づけがうまくいく心の整理術」をお試ししてみてください。
1、あなたは、散らかった部屋を見て片づけたいと思う
2、片づけなかったことを想像します。
「山積みになった書類がそのまま」だと、以前も大事な書類を探すのに苦労した経験ありませんか?「衣類を整理していなかったら」着たい服がしわだらけだったことありませんか?
靴下のあと片方が見つからなくてイライラした事、ありませんか?
「ベッドもぐちゃぐちゃ」整った寝室で寝たら、きっと疲れもとれるだろうに、、、と、片づけなかったことで起こる不愉快なことを思いだしてみて下さい。
すると、片づけなかったことでおこってしまう不愉快な事を繰り返すのは、もう、嫌だな、、、と(苦痛をさけたくなる)思う様になります。
そして、あなたはきっといつかは「片づける日」がくるはずです。
片づけを延ばすぶんだけ不愉快な気持ちは、続いてしまします。
3,片づけをしない事を不快に感じて片づけたくなってくる
人は快楽を求めます。そこで「いまから片づけよう!スッキリした部屋は気持ちいいはず」(快楽を求める)と気持ちの切り替えができるようになると、片づけが始まります。
書類を区別したら書類を探す手間がなくなり、衣類を整理すると、服にシワがよることもなく、靴下も探さなくてよくなります。
このように、片づけが上手くいく心の整理術が身につくと、人は以前よりも格段に片づける気力がわいてきます。
なぜなら、部屋をスッキリさせることは、苦痛を改善しながら、快楽も一緒に味わえるからです。二つのメリットを手に入れることができるからです。
まとめます。人は苦痛をさけて快楽を求めます。
「片づけを苦痛と思わずに、片づけない状況の方が苦痛である」と発想の転換ができるようになると散らかった部屋で起こる(苦痛)を改善しながら、快楽も一緒に手に入れることができます。