先生の学校:分校(1)

はじめまして。元教員をしていて、つい先日再雇用を5年勤めて退職したジイちゃんです。
再雇用でも教育関係の仕事をしていたので、教育には40年以上関わってきました。少し時間と距離を持てている状況の中で、この後自分は何をすべきか考えています。

私の時代は混沌とした時代でしたが、落ち着いていたとはいえ戦争が遠くない時代でしたから、教師と呼ばれる方々に教育にかける信念の迷いがなかったように思います。子どもたちを二度と戦争に巻き込まない、その一点が根底に強くあったからだと思います。

多様な価値観に溢れた現代、教職にある方々がいろんな面で悩みを抱えておられるという話をよく耳にします。教育にかける信念、情熱は持っておられるのに、次々と新しい手法やコンテンツが導入される現状や、保護者の方々の思いの多様化などによって、自分に自信が持てなかったり戸惑いがあったり・・。その結果、心病んだり、職場にいけなくなったり。

マウンティングや押し付けにならないように気をつけながら、何かしら教育現場の役に立つことをこのノートに書いていこうと思います。

今、自分に出来ることは、自分の中に溜まった経験や教育の小技を紹介することかと思うに至ったので。
どうぞよろしくお願いします。