「ネットに書いてあった」を鵜呑みする人に本当に邂逅してしまった話 -『白ゆき姫殺人事件』tv放送に添えて-
今月頭、職場で納品食材に異物混入がありそれ自体は上司報告対応/会社間の処理案件となったのですが、納品業者さんに一応そのむね伝えた際に「そういえば○○○の○○○○(※丁度その時期今年も発売された有名ファーストフード店の季節定番商品)にも虫が入ってたってね」と言い出され、初耳だったので翌日色々と検索してみた処、正式な報道でなく匿名個人のかなり信憑性の低いSNS投稿が発端なのは判り
次に会った際にその話をした処、業者さんは「え、でもネットに書いてあったよ?」なんて仰り、それが本当なのか実際どういう事だったのかと検証も無く「そうなんだ!」ってなる、こうした人本当に居るんだな〜〜..という生の遭遇に軽く目眩と実際こういうものなんだなぁという体験のひとつになったと申しますか
12/29にtvk『映画の時間』枠で『白ゆき姫殺人事件』がtv放送されていて、この映画はネットの無責任な噂がまるで本当の事のように世間に広がっていく様を皮肉たっぷりに様々な視点から重ねて重ねて描いた2014年の作品なのですが、それはこの手のテーマ的に安易に”虚言の流布”ではなく、”何が本当なのかを考えない事がどれ程怖いことか”の多角視点で構築されているのがまぁ見事でして..ふと先述の体験を思い出したのでした(:処で劇中ネット住民の「白ゆき姫はお城の舞踏会に行くところだったんですかねぇ」といった言動がありまして、細かいとこシンデレラと区別すらついていない適当な発言してる表現で秀逸だなぁと思ったりしたものでした(それと別に作品自体が白雪姫題材と思わせて実は赤毛のアンなのがまた。。どういう事なのかは未観の方は御覧になってみらしてね
△当時の公式予告編
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