東洋医学的オミクロン株の養生法
毎日問い合わせが止まらないのでこちらに養生法を書きます。
デルタ株とオミクロン株。
症状が全く違うため漢方薬は変わります。養生は汗をかかせることが優先になります。
簡単に言うとオミクロン株はインフルエンザとおなじ養生法になりました。
デルタ株は初期に味覚と、嗅覚障害からの肺炎。
オミクロン株はそれはなくて体の関節痛みと喉の痛み、高熱。
少し話すとデルタ株は体の内臓が先に炎症、オミクロン株は体表面の炎症が先。
東洋医学では治療部位が体表面か内臓かで分けるため、治し方は変わります。体表面だからこそ汗で追い出すという理論です
（詳しくは私の中医学講座で教えています）
今回のオミクロン株は寒気、悪寒、喉の痛み、頭痛、関節痛などが出ます。
ゾクッとして体にどこか痛みがあれば、かかりました。
検査よりも先に自分でできることは、漢方薬をのんで、漢方薬がなければ生姜を入れたお湯を飲んで体を温めて汗をかかせて寝ることです。
初動が早ければ1日で治ります。解説します。
どこにでもいるコロナウイルスが体に入り、増殖が始まったので症状がで始めました。「体が疲れたか？なにかおかしいな？」と感じます。
自分の免疫力はこの時点でウイルスの数に負けています。
早くウイルスを自分の免疫でやっつけて減らしたい
そのために体は体温をあげます。
1度体温を上げると最大免疫力は5倍になります
ここで体温が上がりやすいように漢方薬や生姜湯を飲み、布団に入ります。
高熱になりすぎると脳障害がおこるので
体は温めてて頭は冷やします。（オデコに貼るピタッとするのはすぐに保温になり冷えません、濡れタオルなどで冷やす、脇の下も保冷剤で冷やす）
漢方薬は体の内臓を温めて汗をかかせるため高熱にはならない配合になっています
生姜湯も生姜は汗がでるのでとても良いです。
お腹いっぱい、どんぶりいっぱいの白湯や生姜入り味噌汁やスープなどと一緒に飲むと効果は上がります。
お腹を中から温めて体温を上げ、血流を上げてウイルスに免疫抗体の攻撃をくわえるためです。体の血流が悪く冷え切っていると届きません。
だからはじめの解熱剤の服用はだめです。体温が下がるとウイルス増殖は加速します。
汗が出なければ汗の出る漢方薬をさらに追加して汗がでるまで飲むのが基本です。これは高熱を下げるため
手元に漢方がなければ、効き目は弱いですが生姜湯でもいいです。
横になって布団に入り血流がスムーズに流れるのも助けます。働いたり起きたりしないことが早く治します
処方は基本的に葛根湯か麻黄湯（体の体表面の漢方です）で良いですが、心臓の弱い方、胃の弱い方は合わないので専門家に相談して選んでもらってください。
かかる前に持っておいて体がおかしく感じた時にすぐ飲んでねる
早ければ一回飲んだだけで治ります。
理由はウイルスの数が少ない時点で体温を上げたからです。
もちろん急激な高熱には解熱剤は必要です。病院にも行ってください、この養生は病院にかかるほど酷くない、自分で治す養生になります。
はじめの兆しを逃さない
家族に症状が出たら次は自分です。自分は何をしたら良いかを参考にされてください。
食事は取らなくて良い、水分はたっぷりとる。ここはデルタ株と同じです。参考に下も読んでください。
インフルエンザと同じ程度までコロナウイルスは弱毒化しました。
あと一息です。ビックリしないで落ち着いて対応しましょう。
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