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なんか悲しいときは過ごし方を見直してみる【季節とこころの養生】
こんにちは。
はなこです🌰
9月も20日を過ぎ、
すっかり秋めいてきました。
と言いたいところですが、
今日も最高気温は35℃を超えるらしいです。
秋はどこへ…?
しかし、暦の上では
彼岸入りをし、22日には秋分の日を
迎えます。
暦上だけではなく、
日の入りが早くなったり、
鳴く虫が変わったり、
夏鳥がいなくなったり、
よく見てみると
秋が深まっています。
そんな今頃に
こころの変化として、
“悲しみ”
が起こりやすくなる。
という特徴があります。
今回は、
「秋と悲しみの感情の養生」
についてのお話です。
▶︎環境の変化
秋分の日を境に夜の時間が長くなります。
夏の間、さんさんと照っていたお日様は
その顔を出す時間が短くなっていきます。
太陽から与えられる
「陽(プラス)」のエネルギーは
どんどん減っていきます。
そのため、
夏の間は前向きな気持ちだったのが、
だんだんと内向き(陰)になっていきます。
そうして、
「悲しみ」という感情が
発生しやすくなります。
気温差や雨なども
自律神経の乱れを引き起こすので
メンタルに与える影響は
大きいです。
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▶︎肺と悲しみ
中医学では、
それぞれの季節と臓器、感情に関連があると考えます。
秋は、
「肺」「悲しみ」
を担当しています。
そのため、
「肺」をケアすることが
ポイントになります。
肺といえば、“呼吸”
悲しいときに、
ため息をつきませんか?
息を吐けば、
次は自然と吸います。
自然と深呼吸しているような
状態になります。
忙しかったり、
思い詰めていると
つい呼吸が浅くなりがちです。
その場でも、
空気の綺麗な外でも
深呼吸をしてみると
頭がスッキリしますよ。
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▶︎おすすめの食材
秋担当の肺は、乾燥に弱いです。
旬の食材で体の中から
潤いを補給していきましょう。
♪ぶどう
ぶどうは潤いを補い、水の巡りをよくする力があります。エネルギーにもなるし、むくみの改善にも役立ちます。
♪豆腐
秋の担当カラーは「白」です。白い食材で手に入りやすいのがお豆腐です。体を冷やさないように薬味と合わせたり、加熱して食べるのがおすすめです。
♪梨
まだ暑い秋にぴったりの果物です。余分な熱をとり、肺や喉を潤してくれます。冷えが気になる人はコンポートなど加熱して食べるのがおすすめです。
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▶︎まとめ
秋は感情が揺れやすい季節です。
感情のゆらぎは
自然なものです。
自分を責めたり、
気合いだけで乗り越えようとせず、
自然の力を借りて、
心身を整えながら
さらりとかわしていきたいですね。
あっという間に秋は終わってしまいます。
ぜひ、積極的に外に出て
色々な秋を楽しんで過ごしてみてください。
あなたにとっていい塩梅で、
今日も生きやすくなりますように🍀
☆暦と養生について他にも書いています。
☆マガジンで他の季節についても読めます。