どうしたらよい所を引き出すことができるのか
学生の就職相談
相手のことを知ろうとして、じっくり聴くことから開始。
そして、どうしたらその学生の良い所を引き出せるのか
あれこれ想い馳せながら
質問の角度を変えたり、なんとなくピンときていなそうだったら
何かに例えて対話をしていくのです。
例えば、野球部だったら
野球のどのようなことが好きなんだろうか~?
なぜ今まで続けられてきたんだろう?
自分の気持ちで大事にしてきたことある?
周りとはどのような関係でいられたの?
また、野球にはそもそも何が必要だと思う?
経験してきたことで、一番印象に残っていることは
どんなことがある?
メンバーはどのような役割なのかな?
あなたはどんな役割なんだろう?
野球を通して、自分が変化したことはなんだろう?
野球をしていなかったら、今の自分はどんなだろう?想像できる?
悔しかったことは?
その時の想いは?……
例えばなんですが、なんとなくわからないようなときは
相手がイメージできそうなことに、例えながら話していきます。
あまりにも、続けてきたことが当然のことになってしまっていると、
”そもそも”が遠い出来事になっています。
だからあえて、自分のことを振りかえってもらいながら
そこで大事にしてきた価値観や行動を引き出します。
学生も語っていくうちに、なぜこの行動をしてきたのか
そこにはどのような考えや想いがあったのか、
自分で気づいていきます。
その時は、目が”きらっと”輝きだし笑顔になります。
その一瞬がわたしはとても好きなのです。
あ、今気づいてる、
今、こころが嬉しくなってる、そんな変わる一瞬に立ちあえたとき
わたしのこころもじんわり嬉しくなってしまうのです。
接するなかで、とても嬉しいひとときです。
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