生を感じる瞬間
もうだめです。
最近の僕はいよいよだめです。
どれくらいダメかっていうと店員に迷惑をかけてしまう酔っぱらいくらいダメです。
その酔っぱらいの横で「すみませ~んw」って自分だけ店員の味方って顔をしてる奴くらいダメです。
最近自分の人生の楽しい瞬間は何かを考えてみました。
もうこんなことを考えてる時点でダメです。25年間そんなこと考えなくてもいいくらい楽しかったことに気づかされました。
最近は事務所にも所属できずに自分で自分を鞭打って
バイト削って活動して
少しずつ自分の人生についてふと考えてしまう瞬間が増えてきました。
でもそこで自分の人生の楽しみの配分は
「ラーメン二郎」が60%
「アイドル」30%
「その他(銭湯、恋愛、スポーツ観戦等)」10%
であることに気づきました。
僕はモテたくて芸人になりました。
毎晩毎晩絶世の美女と過ごすために芸人になりました。
当時はインスタのおすすめ欄はグラドルばっかでした。
でも芸人を続けて3年目の今。
インスタやTik Tokはほとんどラーメン二郎しか出てきません。
前まではマッチングアプリとかインストールして余裕があるときは誰かしらとデートなりなんなりしていたのに
今は「この日に二郎行こう。何店に行こう。その日まで頑張ろう」
ってなってます。
性欲がなくなってきたのか。はたまた食欲が増しているのか。
ラーメン二郎を見て僕のチョップスティックが硬化しだしたら最後だなと思います。欲の錯誤。
これには少し原因があります。
それは佐野の金欠が来るところまで来たところです。
佐野はもう1年近く現金を持ったことがありません。
ひたすらカードで支払い
給料をほぼ全額持ってかれる状態です。
カードの請求額と給料が見合わないときはギャンブルで間に合わせます。
意外と間に合います。
でもギャンブルで勝ってもだんだん間に合わんくなってきました。
そこで僕は空き時間を全てウーバー配達員として労働することに費やしました。
東京のウーバーは凄いです。
24時を超えてもジャンジャカ注文が入ります。
配達員の数が足りてないのに対して需要はあるので
西へ東へ運びまくれます。
港区のタワーマンションとか行きまくります。
お金持ちはとんでもない時間に爆弾量のコンビニスイーツを頼みます。
と思えば街灯がほとんど機能していない真っ暗なアパートとかに届けたりもします。とんでもない時間にマスクと水だけ頼む人たちです。体調悪いのかな。
こういう話をすると「夜中に配達って大変・・・」って思われますが
正直めちゃくちゃ楽しいです。
僕が田舎者だからかもですが
都会のほとんと人がいない道を原付で走り抜ける行為は新たな快感でした。
いいでしょ。都民という顧問がいない時もサボらない部員。僕だけがその頑張りを知っています。
こんな絵にかいたような都会の風景を独り占めしている感覚がとても楽しいです。
こうなるともう夜中にウーバーをしまくっちゃいます。墨田区に行ってスカイツリー、中央区に行って月島。夜中の勝鬨橋も一人で渡りました。
「かあちゃんに手を引かれ~~~!!!!」
おいでよ亀有の一節を叫びながら勝鬨橋を渡ったのです。
この時、私の人生幸せバロメーターが振り切れる感覚を味わいました。
ラーメン二郎よりも「深夜ウーバー」が楽しかったのです!!!!!
今こうしてる間も夜中のウーバーに出たくて仕方ありません。
人生で一番楽しいタイミングが深夜ウーバーということで
お金も貯まりそうです。
よっしゃ!!
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