見出し画像

withコロナプロジェクト、農的暮らしを取り戻そう。

いやぁ、連日コロナで大変ですね。

皆様や、皆様の周辺にも、きっと様々なご苦労や制約が発生していることと存じます。

さて、あまり考えたくない事なのですが、アフターコロナのことだけではく、withコロナのことも、社会全体で考えておかないと行けないのかなと。

コロナウイルスが終息したとしても、その影響は経済へのダメージなどの面で続くと考えられます。

そして、経済や社会がどんな状況であれ、私たち人類は幸福を追求し、その実現に向けて歩み続けることが大切です。

今回は自然学校校長の立場で、地球上に発生してしまったコロナという自然物と付き合っていくはめになった場合、どんなことが大事に思うかを書いてみます。

共感された方がいたら連鎖していただけれたら嬉しいなと思います。

【withコロナプロジェクト】

①社会のオンライン化に対応する。

②農的暮らしを取り戻す。

③消費は事業者への応援だと思う。

以上です。

考え方としては難しいことではありませんが、完ぺきにやろうとすると大変です。いきなりシフトするというより、上記3点にベクトルを向けてみませんかといったイメージで書いています。

解説をしますと、

①の社会のオンライン化に対応するに関しては、もう避けることはできない状況です。リモートワークを推進し、できる限り3密を避けるには、社会のあらゆる業務をオンライン化して、人同士の接触機会を減らすしかありません。

②の農的暮らしを取り戻すは、半自給的な生活にシフトしていくということ。

例えばこんな暮らし方、私がコーディネーターを務める農家民宿さんです。私は薪割りの部分に出てきます。

今回のマスク不足も、我々の現代人のマインドは「どこに行けば売っているの?」と、完全に経済に依存したマインドになってしまっていて、自分でも作れるんだということを忘れてしまっています。よくよく考えたら、マスクは布とヒモだけという単純構造だったりするのですが、昔の人のように自分で作るという考え方を取り戻すことが必須に感じました。

一番身近なのが食です、自分の口に入るものから、まず野菜を育ててみませんか?自宅のバルコニーでプランター栽培を始めてみる、庭の一部区画に畑を作ってみる、など、自分の足元を見るマインドにシフトしていくと、きっと作物を育てること収穫することなど、自分でも作ったり育てたり出来ること、小さな喜びが足元にあったことに気づくと思います。

③消費は事業者への応援だと思うに関しては、急激な経済の縮小で、ダメージを受けている事業者さんへの支援ということです。

今まで、私たちは行列を作ってまで人気店に行くなど、富の偏在と集中を作ってしまっていました。

飲食店さんなども生き残りをかけて、テイクアウトやデリバリーをはじめていますから、事業者さんを応援するという意味で、人気店に限らず、できるだけ運営が厳しそうだと思われるような店を選んでみてはいかがでしょう?

ちなみに私が対応したオンライン化はこんな感じです。

まとめ

もし、コロナの影響が長引いたなら、私たちの暮らしそのものを、コロナという自然物に順応した形で変えていく必要があります。

日本が終息しても外国から持ち込まれるかも知れませんし、世界的に終息しても、相手はウイルスですから、いつ変異して新たな形で現れるか分かりません。

私たち人間も自然物、我々のご先祖も、サルのような姿から生物の形そのものを変え、時代によって暮らしを変え、経済の形を変え、何とか生き延びて我々の代に命を繋いでいます。

人間という自然物がウイルスという恐ろしい自然物から身を守りながら繁栄していくことを考えると、withコロナも同時に考えておかないと行けないかなと思い、上記3点を、長年自然を見つめてきた立場の者から提案したいと思います。

無理せず、できる範囲で楽しくやりたいですね。



いいなと思ったら応援しよう!

鹿野山自然学校
よろしければサポートお願いいたします。頂いたサポートは環境保全に使用します。