2024.1.7『三軒茶屋の午前11時の光』
日記です
朗読会に行ってきました
三軒茶屋。高校生の時に来た以来。世田谷線という名前を久々に見た
会場の本屋、twililight(トワイライライト)さん。名前が素敵。1度通り過ぎて、戻る
ああそうだ、私の今は行かない実家というものがこことよく似たビルだった。毎日急な階段を4階まで上がって、住んでいた
twililightさんに入店。素敵な内装に嬉しくなる。広い本屋も嬉しいけれど小さい本屋は店主さんの好きがぎゅうと詰まっている気がする。大きな窓から明かりも広々、空間を深呼吸したい場所に変える
受付を済ませ、朗読が行われる窓際のスペースへ。既に雑談やスペースの打ち合わせをしている歌人木下龍也さん岡野大嗣さん、担当編集者の村井光男さん
色々な椅子が出演者を柔らかく囲む花弁の様に置かれていた。私は窓の正面、一番後ろ。背もたれに十字架の穴が空いた木の椅子に座る
頼んだハーブティーが……
めちゃくちゃめちゃくちゃめちゃくちゃめちゃくちゃめちゃくちゃめちゃくちゃめちゃくちゃめちゃくちゃ
熱い!
でも美味しい…
朗読会。7/1からはじまる
静かに静かに、歌人が一首を二度繰り返される。一度目の読み方と二度目の読み方で言い方がほんの少し変わる時がある
二人の横顔と後ろの窓を見た。窓から午前の光が歌人二人の頬をぼんやりと光らせている。子が赤ちゃんだったころ、頬のうぶ毛が光っていたあと日が重なる
一日の朗読が終わると短歌を選んだ経緯をお話してくれた。声に出す想定で作っていないから恥ずかしいと木下龍也さんが話していて、思春期の男子高校生の影がゆらりと燻る
朗読会を聴きながら感じたけれど、岡野大嗣さんの短歌が今の自分にとても響く。大好きだ
最後。天使の首を朗読した直後に鳩が数羽、羽ばたいて少しだけ面白い。天使ではなかった
終わりのサイン会、並んでいる時に色んな方が気さくにお話をされている。順番がきて、文学フリマでおふたりのことを知ったと伝えることができた
着ていたMA_1に付いている四つの星のワッペンを村井さんが見つけてくれて嬉しくなった。このMA_1は8年間着ている宝物だから
本屋さんの屋上へ昇る
屋上、東京の屋上だ。こんなの、嬉しい!
上にも書いたけれど、もう行かない実家は四階建てのビルだった。屋上があって、そこからみる汚くて疲れる街は少し好きだった。線路沿いだからビルごと揺れる古いビル
屋上が好きだ
先程書いてもらったサインの写真を撮った。また来たい
帰りにキャロットタワーにのぼる
キャロットタワーの展望フロアは無料でのぼれる。前にオモコロの原宿さんがラジオでオススメしていた
浜松町にあった世界貿易センタービル展望台も好きだった。今は解体され、ている?
観覧車も好き。山も好き。高いところが好きなのは元天使か、天使の素質があるのなら僥倖