STEP-0-7:「感じの良さ」という絶対スキル
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前回からの続き-----
「自分には苦にならないけど、人に全く役立たず成果が出せないこと」より「自分にとっては面倒だけど、人に役立ち成果が出せること」を選ぶ。
そうしていると「自信」がついてきます。その「自信」は「覇気」「話し方」「立ち振舞い」そしてそれが「態度」「身なり・服装」にまで現れてきます。
たとえば「食事」をしにお店に行く。そこに「覇気のないスタッフ」がいると「やる気があるのか? まったく、感じが悪い店だな」と感じる。
そこに「おどおどした話し方をするスタッフ」がいると「もっと、シャキッとした対応ができないのか? まったく、感じが悪い店だな」と感じる。
そこに「いちいち気の利かない対応しかできないスタッフ」がいると「なんだか気が利かないな。まったく、感じの悪い店だな」と感じる。
そこに「服装がダラシないスタッフ」がいると「スタッフの身だしなみは接客の基本だろう? まったく、感じの悪い店だな」と感じる。
「風が吹けば桶屋が儲かる」という言葉のようなもので、結果「感じが悪いお店」となってしまう、そもそもの原因は「スタッフ」の思考回路にあったのです。
つまり、スタッフが「自分にとっては面倒だけど、人に役立ち成果が出せること」を選んで、それを「面白がって動く状態が作れていないこと」が原因。
では、スタッフが悪いのか? というと、そうでもないのです。たとえ「アルバイト」や「パート社員」であっても、研修を用意していないお店にも問題がある。
研修については段階があります。「アルバイト・パート」のための「研修」。「正規雇用 時点」での「研修」。「入社1年目 時点」での「研修」。
「入社4年目 時点」での「研修」。雇う側に、これくらいの「研修プログラム」が用意されていないと、就業離脱が起こってしまう時代になっています。
繁忙期のみに手伝ってもらう「アルバイト・パート」に「研修なんて受けさせる時間や経費の余裕なんてない。」という声も聞こえてきそうですね。
ですが「何度も読むだけの【仕事の態度に対するマニュアル】といったもの」が、採用時点で、すでに用意されていたら、どうでしょう?
「アルバイトをするうえで、ここに書いてあることができていない人は、申し訳ないけれど辞めてもらうことになる。」と採用時点で説明して渡してしまっておけば良い。
その中に「アルバイト・パート社員」には「これをやって欲しい。できない時は、こうすればOKですからね。」と、しっかりと「逃げ道」を提示しておく。
こうしておけば、研修などしなくても「働き出す前に、マニュアルを読み込んでおいてもらえば」雇う側が採用後に、いちいち腹をたてずに済むことになります。
「アルバイト・パート社員」の「即活用できる・就業離脱を防ぐための業種業態別マニュアル」は、別途、有料マガジンとして、後に、ご案内していこうと思います。
さて、話を元に戻しましょう。「自信が身についていかない無意識習慣」がクセになっていると「仕事をしている人」に良いことは起こりません。
「なるべくラクをして、しっかりと手抜きができて、高い給料がもらえないか?」と考えている人には「成果を得る体験」からの「自信」が身につきません。
その結果「他人と自分を比べて、自分より劣っている人を見つけたら安心する。けれど、自分は いつまでも成長しない」という結果を招いてしまいます。
「成果」を出せないわけですから「自信」は手に入りません。その結果「覇気」「話し方」「立ち振舞い」「服装・外見」は、いつまでも変わりません。
さきほどの「感じの悪いお店」でもそうですが、ビジネスにおいては「仕事の処理能力」だけでなく「覇気」「話し方」「立ち振舞い」「服装・外見」が大きく評価される。
いいえ「覇気」「話し方」「立ち振舞い」「態度」「身なり・服装」といったの「外見」の方が「仕事の処理能力」より高く評価されてしまうからです。
「仕事をはじめて間もないアルバイト」であっても「覇気」があって、一所懸命な「話し方」で、気の利いた「態度」で対応していれば、少々の失敗は許される。
こうやって「ほんの少しずつ」の「自信の要素」を積み重ねていくことができます。こうなると「昨日の自分」と「今日の自分」を比較するようになる。
他人は他人。自分は自分。「昨日の自分より1㎜でも進化できている」と「成長した自分」を実感できるようになります。こうなると「思考」が変わってきます。
「自分はツイてる」「自分は運が良い」「自分は恵まれている」「ありがたい」「大好き」といったことを、よりたくさん感じ取れるようになるのです。
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