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「9月は大忙しなのに、猫アレルギーだから猫の手も借りれない…何日後かに美容室をオープンするおじさんの奮闘記」

山崎家にとって9月は大忙しな1ヶ月、
なぜなら女性陣の誕生日が一斉に訪れます。

長女(10日)次女(15日)妻(20日)5とびで続くこの誕生日ラッシュに毎年わたしはひとりで
ハラハラしています。

何年か前に「サプライズとかいいから・・・」と言われてから用意していなかった妻の誕生日、
去年「何もないんや・・・」とボソッと呟かれてから、このトンチのような状況を一休さんなら
どう乗り越えるのだろうか?
なんて頭を悩ませていたら最近ひらがなが書けるようになった娘の「ママにお手紙書く!」この一言にすぐさま便乗し、ダブルネームのお手紙でなんとか無事今年も乗り越えることができました。


今年5歳になる次女、今年は自転車を所望。
何年か前はアンパンマンのおもちゃピアノとミニーちゃんのお人形と、まだまだ赤ちゃんが抜けてなかったのに…
早速プレゼントが届いたその日からどこにいくにも、何をするにも肩身離さずミニーちゃんを帯同していたあの頃、いまでもよく覚えています。

晩御飯は自分が食べる前にスプーンでよそって「あーん」とミニーに食べさせる、トイレに行く時もお膝に座らせて一緒に、もちろん寝るときは同じまくらでご就寝。たまに「言うこと聞きなさい」と叱られているミニーちゃん、お姉さんになりたい次女あるあるを全て受け止めるミニーに
同情しながらも娘の成長にワタシは目尻を下げていました。

そんな思い出にしたっていたら、先日読んだ本に書いてあった事を思い出しました。
その本には人の喜びは3つのフェーズに別れていると書いてありました。1つ目は「何かをしてもらうことが喜びの時期」2つ目は「自分で出来るようになる事が喜びの時期」そして3つ目が
「何かをしてあげることが喜びの時期」これは
短期的なこともあれば、人生という長期的スパンでもそれがあると。たしかに娘を見ていると、
なんでもかんでも「やって、やって!」の時期があれば、手を貸すと怒られる「自分で、自分で!」の時期があって、ごっこ遊びをしていると「パパ、赤ちゃん役ね」といつも無理矢理寝かしつけられる「お世話したい」時期がありました。

本の内容に当てはまっててなかなか面白いもんです。でもよく見ているとやっぱり自分がしてもらった事をやっている、自分がしてもらった事しかできていないんだなとこれまた面白い発見でした。



自分の人生に当てはめてみたら今自分はどのフェーズにいるのかなぁなんて、アシスタントの時は手取り足取り教えてもらって、そこからはやくスタイリストになっていろんな仕事を自分でしたくてしたくてがむしゃらで、でもそれは今まだ継続中でまだまだチャレンジしたい事の方が多いなぁなんて思うと、

自分が誰かになにかをしてあげれるなんてのは
人生でほんのちょっとの期間しかないのでは?
しかも自分が体験した事しかしてあげれないとなったら、いかに日々色んなことを吸収し、貪欲に学んで自分から情報をとっていかないと、人の為に出来る事なんて何も持ち合わせていないおじさんになってしまう。
そんなの不安でしかないです。そう思うと美容の技術だけに留まらず、ライフスタイル、社会経済、ビジネス、いろんな事を学んでいかないと…

これ以上つまらないおじさんにならないように宿題をするの長女の隣でしっかりと今日も一緒にお勉強です。

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