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あなたのお名前は?

今日も仕事かー天気がいいなーなんて思いながら店に向かったら臨時休業でした。「なんで来たの?」と言われました(オーナーはお店で事務作業をしている)。

知らぬ。臨時休業なんて聞いておらぬ。

いや臨時休業は正しい判断だし、シフト入ってたのに忘れてたとかより全然いいんですが。

オーナーが新手の嫌がらせを仕掛けてきたようです。さすがに申し訳なく思ったようで、交通費というお駄賃をいただきました。お駄賃はなんぼあってもいいですからねー。

(オーナーとは元々友人なので仲がいいです。あくまでも、ひねくれ者同士のコミュニケーションの形です)

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さて、時間ができたし、お題なるものを発見したからやってみようかな。

私の名前はかのんぬです。友人が「パリジェンヌ」的なノリでつけました。


…それはさておき本名は「夏来」と言います。小学生の頃、お父ちゃんに聞いてみました。ねえねえ、なんでこの名前にしたのかしらん。

「夏が来る頃に生まれたからに決まっておろう。」

え。それだけですかい?

「それだけじゃ。あと誰も使ってなさそうな漢字がよかったのじゃ。文句あるか。」

…左様でございますか。あいわかった。

すごい直感型な父親だった。


意味なんてなかった。と絶望したのを覚えています。


ですがその「夏来」は父と母の目論見どおり、珍しい漢字と分かりやすい意味合い、そこそこ珍しい苗字のおかげで、初対面の方にすぐ覚えてもらうことができました。

この名前は魔法のように、ともすれば呪いかなんかのように私は、夏が大好きで海に出かけずにはいられなくなり、分かりやすい正直な性格となり、且つ皆と同じを嫌う捻くれ者になりました。

名は体を表す、とは本当にその通りです。だからこそ名付け親は責任を持って、大事につけなければいけない。

自分が嫌になることもあるけれど、自分と、自身と同様である名前を、自分が一番大事にしていかなければならないのです。

小学生の頃絶望の淵に立たされた私は結局、気がつけばこの名前が、自分が大好きになっていたというお話でした。


だから将来生まれてくる子供の名前を、うちは夫婦揃って武藤敬司が好きだから、敬司で決まりだ!女の子だったら…

え、アジャ?

とかテキトーにつけるのだけは止めようと思います。


以上、愛すべきオーナーにどういう復讐をするかで頭がいっぱいの主婦がお送りしました。


不定期で、長ーい文から短い呟きまで更新します。ピンと来た方は110番…はやめてください。フォローしてください。

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