実は歴史の長い「うすかわまんじゅう」

和菓子、というとどれも長い歴史があるようだけど、実は文献史上に浮上してくるのは明治維新以降だったりする。
同一の物はあったのだろうけれど、名称が異なるなど、そういった理由だろう。

そんな中、江戸時代から令和の現在まで脈々とその名を紡いでいる和菓子の一つに「うすかわまんじゅう」がある。

頂き物なのだけれど、出自はパッケージを見れば明らかで、日本三大庭園に数えられる兼六園のお土産のうすかわまんじゅう。
パッケージデザインはまるでお結びを包んでいる藁のようで、紐も藁を模しており、なかなかに凝っていて面白い。

「全国菓子大博覧会」とあるが、これは調べてみたところによると、和菓子のみならず、日本全国で販売されるあらゆるスナック菓子なども出展している日本最大のお菓子の祭典らしい。

このうすかわ饅頭が受賞したという内閣総理大臣賞は本祭典の次点に贈られる賞で、一位は名誉総裁賞とのこと。ちなみに本祭展主催元の名誉総裁は高円宮家の彬子殿下らしい。
余談になるけれど、高円宮彬子陛下の称号は女王なんだよね。これもなかなかに面白いから機会があればお話ししたい。

まあ、随分と脱線してしまったけれど中々に歴史も名誉もあるお菓子を頂いたという事です。

うむ。美味しい。

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