新刊『御呪』のご紹介【文学フリマ東京39】
クソデカ感情アンソロジー『御呪』出ます!
文学フリマ東京39にて頒布予定の新刊『御呪』の原稿が出そろいましたのでそれぞれのお話のあらすじのご紹介です!
結婚をテーマにした短編をぎゅぎゅっと
相方の四ツ倉絢一さんが紹介文を書いてくれました!ヤッター!!
『葉桜』鹿野月彦
「私、今度結婚するの」
あんたはいいよね。これでいい。能天気に何も知らずに結婚の報告をする芽依にとって、私はあくまでも他人なのか。
感情の反復横跳びクソデカ感情百合がお楽しみいただけます。
『ムーンレット』四ツ倉絢一
「都ちゃんは、あれがよかったんだよ」
菊の花が好きな都ちゃん。都ちゃんのことを知るのは喜び。だから喜んだはずだ、都ちゃんの好きな人が自分の兄だと知ったときも。
この秘密を墓まで持って行く系クソデカ感情百合がお楽しみいただけます。
『鋼の心臓に花は咲くか』鹿野月彦
「ワタクシの名はレグルス。我が伴侶から貰い受けた、大切な名前です」
わずかな希望を抱いて踏み入った廃墟には、ずいぶんと旧式の錆びついたヒト型消耗品モデル。急に起動した鉄塊は、お世辞にも似合うとは言えない少女のようなかわいらしい声で話し出す。
SF! 人間には理解できない機械式クソデカ感情! 機械にノロケ話を聞かされたい方、オススメです。
『ハチクのブーケ』鹿野月彦
「実体験があれば書けるって言うんならさ。実際にしてみたらいいんじゃないの」
図書館の主、竹田涼子に請われて書いた恋愛小説は、リアリティがないとバッサリ切られてしまう。実際に恋愛を体験する。その言葉の真意を掴みきれない。こんなにも人を振り回しておいて、己の心には踏み込ませない。本当に身勝手な女。
昔を引きずったクソデカ感情男を堪能できます。
『囲われルートはやめてください!』四ツ倉絢一
「ええ、おまじないですよ、簡単な」
転生した先は最推し悪役令嬢! 私は推しの名誉のため、潔く自害します! あれ待って、なんで私の知ってる展開にならないんだ……?
婚約破棄も断罪も島流しもないのに大事件しか起きてないギャグ枠クソデカ感情百合悪役令嬢がお楽しみいただけます。
『薊色ヴァージンロード』鹿野月彦
「いい。やるからには徹底的にやる。その方が絶対にいい」
今日、妹の紬が結婚する。父に似た私ではなく、母によく似た紬だけを可愛がった父はきっと、誰よりもこの日を望んでいただろう。でも、死んだ。ざまぁ見ろ、ざまぁ見ろ、ざまぁ見ろ!
復讐の炎に燃え、燃え、そのクソデカ感情をずっと炎の供物にする女。復讐劇、ごらんあれ。
告知CMもあります!
本編の内容がふんわりわかる告知CMも作りました!
どんな感じかつまみ食いしたい方、雰囲気だけでも知りたいなって方はぜひ!
【御呪 告知映像】
原作:鹿野月彦・四ツ倉絢一
BGM:classix様(https://classix.sitefactory.info/)
それ以外:鹿野月彦
【う-01】郁郁青青【う-02】クソデカ感情ハピエン党の両サークルで頒布いたします
『御呪』は鹿野月彦・四ツ倉絢一両名の各サークルにて頒布いたします。
ぜひお越しください!
【う-1】郁郁青青(四ツ倉絢一)
【う-2】クソデカ感情ハピエン党(鹿野月彦)
また、当日文学フリマ東京39を回る際にはカタログでの「気になる!」をしていただくと便利です!事前に『御呪』を「気になる!」していただけると、「気になる!」した作品のチェックリストで確認ができるようになります!ぜひ、「気になる!」をお願いします~!
イベント情報はこちら!
日時:12/1(日) 12:00〜17:00
場所:東京ビッグサイト 西3・4ホール
文学フリマとは 文学フリマ東京39とは
文学フリマ東京、今回は東京ビッグサイトでの開催となります!
前年度までとは会場が異なりますので注意!!
文学フリマ東京はチケット必須です。
前売り券もありますので要チェック!
じゅんいち先生の紹介記事はこちら~!
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