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女子らのまつり2025から自分の就職活動及び会社員時代を振り返る。
もにゅ。
佳乃香澄です。
最近、【もにゅ】という言葉を作り出しました。
毎朝おはようと愛してるをみんなに言いたかったのですが、いかんせん長いのでどーしよっかなぁと考えみんなにも考えてもらったところ、『good morning』と『I love you.(らびゅ)』を組み合わせたこちらの言葉に着地しました。
是非みなさんお使いください。
そしてつい先日、知らない星『女子らのまつり2025』が無事終演しました。
ご観劇いただきました皆様、応援いただきました皆様、キャストの皆様、スタッフの皆様、本当にありがとうございました。
たくさんの方に支えられて、全公演満員御礼にて終演。
すごいなぁ。素敵な作品に関わらせていただいたなぁ…。
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そしてなんと今回の公演、約3週間毎日稽古で作り上げたのですが、誰1人体調不良になることなく、欠けることなく走り抜けられたんです。
すごくない?
このコロナやらインフルエンザやらいろんなウイルスが蔓延している中、無事に終演できたのほんと素晴らしい。
ありがとうございました。
そして、ちょこっと作品を振り返る。
今回のお話は24歳の女の子たちの物語。
大学時代にバンドを組んでいたけれど、就活を機に解散。
社会人になって久しぶりに再会して女子会を楽しみ、みんな充実しているように見えていたが…
実はみんな色々と抱えていたっていう話。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、私はついこの前まで普通にサラリーマンでした。
私のことを知ってるって方は、『藤谷日菜子、ほぼ佳乃やん』と感想を送ってきました。笑
大学時代まではずっとバスケをしていて、将来のことなんてなーんにも考えていませんでした。容量よく単位は取っていって、しっかり卒業だけは抑えてあとはバイトばっか!笑
自分が何がしたいとかも特になく、普通に大学を出て良い会社に入って普通に大人になるんだろうなぁくらいの漠然とした考えしかなく、就活も企業合同説明会(いわゆる合説)にいってみたり、面白そうな企業の説明会に行ってみたり…のレベル。
先輩から『ここはやめた方がいい』やら『合同説明会はマジで時間の無駄』やら色々とアドバイスはいただきましたが、自分が納得しないと【省く】という行為はやりたくなかったので、一応行きました。(まぁ、行ったら行ったで合同説明会は私には要らなかったなぁってなりました、先輩ごめん。笑)
で、結局就活自体は自分が話を聞いて面白いと思ったとこ20社くらいだけエントリーシートを書いて、スタートは終わった。
けど、私の周りの子達はほんとに100社以上エントリーしてる子とかザラで、すごい説明会いったり質問したりしてて、なんかすごい私は居心地悪かった記憶がある。
で、結局本格的に就活が始まったあとも私はこんなぬるっと始めてるので日菜子と同じく大手企業ばっかりエントリーしていたので、エントリーシートの時点で半分くらいには減ってた。
そして、次のテストでまた落ちまくり、面接に進んだ企業は4社とか5社だったのを覚えてます。笑
で、そんな時もみんなは落ちた分だけさらにエントリーを増やしてて。私は受けたとこ以外ピンとくるものがなかったので、落ちてたらもうしゃーないなー、落ちてから考えよかなーって感じで続けてました。今考えると本当にやばいやつ。
で、就活でお馴染み『御社が第一志望です』問題も私には難しく、面接で最後まで進んだところは3社あったんですが、サントリー以外は『すみません、サントリー受かったらサントリー行きます』って言って(今思うとホントバカ)、その結果一社は不合格、もう一社は保留となりました。
いやーマジでサントリー落ちてたら私今何してたんやろ…
ま、そうはなってないのでいいんですけどね。今となっては。笑
で、やっぱこんな感じでぬるい就活やってた(ようにみられてた)私は、周りの目はまぁまぁ痛かったです。
私的にはその20社だけちゃんとやった気持ちではいたんですが、まぁ、そういう空気感でもないしね。
で、サントリーから合格をいただき、私自身手駒ラスイチの状態での合格だったので、『こんな私を取ってくれたサントリーにマジで一生捧げる気で働く』と決めて入社しました。
私はずっと営業志望で(女子としてはかなりめずらしい)、営業をやらせてもらってたんですが、新入社員の時はまぁ大変で。
色々と悩むことも多かったし、上手くいかないことも多かったし、女子だからと色々言われた時期もありました。
2年目になって、自分の仕事を覚えだしてからはもう営業という仕事が楽しすぎて、それ以降ははちゃめちゃに打ち込んだ記憶があります。
で、2018年の11月末ごろに演劇と出会いました。その話は長くなるのでまた別で書きますが、あまりの衝撃に同年12月の末には今所属の【劇団Q+】の門を叩いてました。
そこからは趣味として週末(日曜日)だけ劇団の稽古に参加し、平日は会社員、週末は演劇でリフレッシュという超いい感じで毎日を過ごしていたのですが、2022年ごろから本気で演劇をやりたくなって。
でも、営業だからお客様ファーストで何もかもやらなくてはならない。稽古中でも、対応しないといけない。また、もっと大きい舞台に挑戦してみたいけど、もし舞台が決まったら休みをどかっと取らなきゃいけない。けど、普通に落ちるかもしれない。
ここで普通は「大きい舞台決まったら辞めればいいかぁ」だとは思うのですが、なんせ根が意外と真面目なので(笑)、急に辞めたら会社にもお客様にも迷惑かかる、と考えてしまい。
ここは意を決して、自分で自分を律するためにも会社に退職の意思を伝えて、本気で演劇をやろう!と決めたわけです。
辞めると伝えてからはまわりにそれはもう色々と言われました。笑
その年から役者やるの?とか、売れてから辞めればいいのに、とか、サントリー辞めるなんてもったいない!とか、ニートになるんやね、とか。
サントリーやめて役者になるとか、確かにわたしが逆の立場だったら、きっとその子を同じようにとめていたでしょう。笑
しかし前述した通り、私はサントリーの仕事も大好きで、営業も大好きで、お客さんと色々と新しい取組をするのも大好きで。でも、それ以上に今の自分が【役者】という仕事をやりたいと思ったからこその決断なんです。
そして私は、2023年4月末にサントリーを退社し役者業一本で活動し始めました。
色々と大変なこともありますが、やっぱり自分が決めた決断だし、【大好きなサントリーを辞めてでもやりたいと思ったことを自分は今やっているんだ!】という想いは、いつも私の心のポケットにしのばせて自分を奮い立たせています。
これからも頑張ります。
ずっと応援してくださる皆様が誇りをもって自慢できるような俳優になることが、私の今の目標です。
結果出していきたいと思います。
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という、「女子らのまつり2025」の振り返りのはずが、自分自身の就活から退職を振り返りこれからもっと頑張るぞってな感じで決意表明まで持っていった記事でした。笑
引き続き何卒、佳乃香澄をよろしくお願いします!
2025年中に誰からも【よしの】って呼ばせないようにするぞ!!!!笑
【かの】を流行らせます!笑
佳乃香澄